“中二病”解明心理ミステリー『さとり中⼆病相談室 -第⼆現実の翻訳者-』正式発表。痛い言動と笑われがちな中二病の孤独に寄り添う、共感物語

ゲーム開発会社ファインは2月10日、『さとり中⼆病相談室 -第⼆現実の翻訳者-』を発表した。

大阪のゲーム開発会社ファインは2月10日、『さとり中⼆病相談室 -第⼆現実の翻訳者-』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2026年度リリース予定。発表にあわせて、公式サイトやSteamのストアページも公開されている。

『さとり中⼆病相談室 -第⼆現実の翻訳者-』は、中二病の来訪者たちの気持ちと経緯を突き止める、共感型⼼理ミステリーADVである。本作の世界には、中二病の者たちが訪れる「さとり第⼆現実相談室」が存在。彼らは現実離れした世界観「第二現実」を信じているのだという。

本作でプレイヤーは、「さとり第⼆現実相談」の室長として、中二病の来訪者たちと向き合っていく。来訪者たちの信じる第二現実に隠れた気持ちと経緯を突き止める、わかってもらえない気持ちに寄り添う理解と成長の物語が描かれるという。

さとり第⼆現実相談室の室長は、対話、読心、翻訳の3つによって来訪者たちの真意を解き明かす。対話では、話題を選んで現実離れした言葉から手がかりを収集。読心では、来訪者が見ている「第二現実」に触れて、言葉にできない世界を掴む。そして翻訳によって、集めた手がかりを組み合わせて、深層心理を推理するという。本作では会話や推理によって、中二病たちの真意へとたどり着くのだろう。画像を見る限り、翻訳パートでは穴の空いた文章に、キーワードを当てはめて推理していくようなシーンが存在。来訪者を理解できないまま選択を誤ると、状況が静かに悪化していくそうだ。

本作は、ファイン内の若手を中心とした少人数開発チームShadow Gloveが手がけている。過去作としては、2025年に人狼風の推理ADV『おやおや?大家さん!』をリリース。Steamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で101件中83%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。同作については、ストーリーなどが評価に繋がっていた。本作『さとり中⼆病相談室 -第⼆現実の翻訳者-』は、Shadow Gloveによる2作目となる。X(旧Twitter)上にてタイトルなどが明かされていたが、今回より詳細な情報が解禁されたかたちだ。

プレスリリースによると、本作は「わかってもらえない」という現代的な痛みに向き合う作品とされている。SNS時代の昨今、「⾔葉が通じない」「本当の気持ちを理解されない」などと感じる孤独を抱える人は少なくなく、中二病の裏にも現実社会で傷つき、理解を諦めかけた心が隠れているという。前作から「異能×成⻑」という路線を継承しつつ、普遍的なテーマである「理解と救済」を深めているそうだ。また本作では、『刀剣乱舞-ONLINE-』今剣/後藤藤四郎などを手がけたイラストレーターのしきみ氏がキャラクターデザインとイラストを、『都市伝説解体センター』の主題歌を手がけたMURASAKI氏がBGMと主題歌を担当している。

さとり中⼆病相談室 -第⼆現実の翻訳者-』は、PC(Steam)向けに2026年度リリース予定だ。

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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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