PS5/PC次なる中国発大型アクションRPG『太古の神:哪吒』発表。“ブルース・リー”からも影響受けるハードコア中国神話アクション
Genigods Labは1月30日、ハードコアアクションRPGゲーム『太古の神:哪吒(Genigods: Nezha)』を発表した。

デベロッパーのGenigods Labは1月30日、ハードコアアクションRPGゲーム『太古の神:哪吒(Genigods: Nezha)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5。本稿執筆時点では、ゲーム内の日本語対応は予定されていない。
『太古の神:哪吒(Genigods: Nezha)』は、中国の古代神話を題材にした作品。プレイヤーは、主人公「哪吒」として、自らの起源を解き明かしながら、世界を喰らう時空の裂け目を封印するための旅に出ることになる。

哪吒は、創世神ヌォワが土や水、火から作り出した最初の生霊「霊珠(Spirit Pearl)」であるという設定。哪吒の体内には「神水」と呼ばれる力が宿っており、戦闘ではそれを活かした“水使い”のような格闘スタイルで戦う。開発元Genigods Labによると、神水は、カンフー映画俳優のブルース・リーが唱えた「水になれ」という哲学と、武術「截拳道」を体現しており、戦闘中には、水を凝縮して鎧を貫く「一寸の閃光」や、大勢の敵を攻撃できる「龍の蹴り」といった技も使用できるそうだ。
また武器類も用意されており、神話で哪吒が使ったとされる火尖槍を地上で使ったり、風火輪で空中戦をしたりすることが可能。霊珠の核に触れて、聖なる水の力で必殺技を発動する、「流神術」と呼ばれるギミックも使用することができる。レリック装備を融合させて、より強力な技を解放することも可能で、例えば后羿の弓と三頭六臂と呼ばれるアイテムを組み合わせると、「虹天射(Rainbow-Piercing-the-Sun Archery)」を使うことができる。

公開された告知動画を見る限り、基本的には「神水」による格闘で敵と戦い、装備類はアビリティとして使うようだ。敵の攻撃をタイミングよく弾くパリィを使うシーンもあり、勝利するためには、攻撃と防御のメリハリが重要になることが伺える。本稿執筆時点では本作の詳細はほとんど公開されていないが、具体的なストーリー展開や戦闘以外の要素がどのように仕上がっているのか、注目されるところだ。
なお中国神話を題材にしたゲームといえばGame Scienceが手がけ2024年に発売された『黒神話:悟空』が大ヒットを上げていた。同作は中国古典小説の「西遊記」がテーマのアクションRPG。発売から、わずか2か月弱で売上が約2060万本を突破するというスマッシュヒットを記録し、惜しくも受賞は逃したものの、同年の「The Game Awards」にもノミネートされた(関連記事)。

ちなみに『黒神話:悟空』の成功は、中国ゲーム業界の、資金調達の領域でも大きな影響を及ぼしている。中国のS-GAMEは、カンフーパンク・アクションゲーム『Phantom Blade Zero』の開発中、『黒神話:悟空』の成功の影響も一因となって投資家が殺到し、多額の追加資金の獲得に成功。一部の投資を断る必要さえ生じたそうだ(関連記事)。Genigods Labが本作を中国神話モチーフにした背景には、そうしたヒット作の存在も影響しているのかもしれない。
『太古の神:哪吒(Genigods: Nezha)』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5向けに配信予定だ。
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