現代都市ダーク“インド”RPG『Rakshasa』発表。「インドの歴史」紹介系人気YouTubeチャンネルがゲーム開発に挑む野心作

Odd Compass Studioは1月7日、インドRPG『Rakshasa』を発表した。

デベロッパーのOdd Compass Studioは1月7日、インドRPGRakshasaを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Rakshasa』は、現代インドを舞台としたダークファンタジーRPGである。舞台は現代インド風の都市ラクシャコンダ(Rakshakonda)。ある日、近くの遺跡での違法な発掘作業により、インドの古代哲学タントラにまつわる力が眠りから目覚めてしまった。その後、悪の苦行僧や、陰謀を企てるアスラ、何百年も昔に生きていた肉食モンスターらを巻き込んだ陰の戦争が勃発。プレイヤーはそんな戦いに巻き込まれ、各勢力の同盟関係を操り、超自然的な存在に立ち向かいながら、世界を蝕む陰謀を解き明かすことになる。

ゲームは一人称視点で進行し、戦闘はターンベースとなっている。プレイヤー自身もダルマの輪(Wheel of Dharma)を使って、タントラの力で戦うようだ。攻撃時には中央部分の色が濃いゲージと、左右に揺れ動くマーカーが出現。マーカーを色の濃い部分に合わせて止めることができればクリティカルを出せるシステムとなっている。

また、プレイヤーは性能の異なるタリスマンを装着することで、さまざまな能力を強化することができる。たとえば、先述のゲージのクリティカルになる部分の幅を広げ、クリティカル成功時に体力を5ポイント回復するといったものだ。戦闘に関わるもの以外にも、鍵開けスキルやオカルトスキルにボーナスを加えるものなど、非戦闘時の各種判定にプラスの効果をもたらすものがトレイラー内の映像で確認できる。

物語の舞台となるラクシャコンダの町は、高くそびえるアパートや、古代の階段状の井戸、混沌としたバザール、薄暗い路地など、古代の幻想と現代の日常生活が入り混じるような、インド独特の雰囲気を醸し出している。そんな町で発生する陰の戦争には多くの勢力が関わっており、どの人物もそれぞれの思惑を持っている。会話に於ける選択は、物語の進行上で重要な意味を持つことになりそうだ。開発者によれば本作は『Vampire: The Masquerade – Bloodlines』にインスパイアされたとのことで、そのインド版として本作を紹介している。

本作を手がけるOdd Compass Studioは、動画投稿サイトYouTube上のチャンネルOdd Compassとして、インドを中心とした歴史を紹介する動画を多数投稿して39万人以上のチャンネル登録者を集めるほど人気を博してきた。本作は同スタジオにとって初のゲーム作品であり、開発は同スタジオのクリエイターTarun Sridharan氏による個人開発で進められているとのこと。Odd CompassにはUnreal Engineで制作した古代インドの都市を歩き回る動画なども存在し、こうした動画制作経験が本作内に登場する各陣営の描写や、都市の景観にも活かされているものと思われる。

『Rakshasa』はPC(Steam)向けに開発中だ。

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Naoto Morooka
Naoto Morooka

1000時間まではチュートリアルと言われるようなゲームが大好物。言語学や神話も好きで、ゲームに独自の言語や神話が出てくると小躍りします。

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