高自由度“死にゲー”RPG『毒姫カンタレラ -Dominion of Qualia-』正式発表。ボスを説得したり裏切ったりできる自由と狂気のループ、伊藤賢治氏・目黒将司氏などの楽曲が彩る

Mediascapeおよび国内の個人サークルsound sepherは12月19日、『毒姫カンタレラ -Dominion of Qualia-』のSteamストアページを公開した。

パブリッシャーのMediascapeおよび国内の個人サークルsound sepherは12月19日、『毒姫カンタレラ -Dominion of Qualia-』のSteamストアページを公開した。同作はPC(Steam)向けに、2026年配信予定。発表にあわせて、PVなども公開されている。

『毒姫カンタレラ -Dominion of Qualia-』は、殺戮ショウに巻き込まれた少女がループしながら8つの汚染区域を自由に攻略する、ダークオカルト・ポストアポカリプスRPGである。本作の舞台は、大静寂と呼ばれる未曾有の大災厄によって滅んだ世界。巨大構造物「塔」だけが、人類の生存が許された地となっていた。本作の主人公であるアルカは、記憶喪失の少女だ。塔で目覚めたアルカは、謎の双子アリスとテレスによって、終わりなき死のショウへと巻き込まれる。彼女は8つのクオリア汚染領域D.O.Qを制圧し、騙り姫マリーツィアを討伐して、塔の運命を変えようとする。選択と犠牲の果てに運命を変える、狂気の塔での戦いとループが繰り広げられる。

本作では記憶喪失のアルカが、8つのクオリア汚染領域D.O.Qの攻略を目指していく。8つのD.O.Qは、それぞれ「八顛倒」と呼ばれるボスが支配している。それぞれ地域を支配する八顛倒たちの撃退を目指して、攻略を進めていくわけだ。ただし本作は、探索順が完全自由と謳われている。8つ存在するD.O.Qはどこからでも攻略可能とされており、攻略順によって遭遇する敵や仲間なども変化。さらに八顛倒など、ボスとも戦闘以外に交渉/同盟/裏切りといった選択肢も用意されているそうだ。どのように塔を攻略し、どのようにボスと対峙するか。選択の積み重ねによってストーリーとエンディングが分岐していく。自由な探索とボス戦による、塔の攻略が待っているのだろう。

*トレイラーのスクリーンショット

動画や画像などを見る限り、アルカの戦いにはコマンド選択式のバトルが採用されているようだ。バトル関連のシステムとしては、本作では塔に存在する異形たちを仲間にできる。仲間になるキャラクターは170体以上存在。能力やスキルはランダム生成される。また仲間の異形には、存在の残量を示すEX値が設けられている。EX値が尽きるとその異形は消滅。異形を喰らうとEX値が回復し、喰らった相手のスキルや経験値などが得られるそうだ。本作ではランダムな能力の異形たちを仲間とし、時に仲間を犠牲にしながらパーティーを強化して、塔を攻略するわけだ。

要素としては、本作では探索に失敗すると残機が減少し、尽きるとゲームオーバーになってしまう。ゲームオーバー時には進行度が失われるものの、パーティーの成長などを引き継いだ状態で再び塔へ挑戦可能。ループしながら塔を攻略するため、戦略的死にゲーRPGとも謳われている。

本作は、坂本昌一郎氏による個人サークルsound sepherが手がけている。サークルの公式サイトによると、同氏は『11eyes -罪と罰と贖いの少女-』『ワールドフリッパー』『アスタブリード』などに携わってきたサウンドクリエイター。フリーランスとしてサウンド制作をしながら、サークルでの音楽制作などもおこなってきた。ゲームも制作しており、2018年頃には自由なクローズドオープンワールドRPG『箱庭セレナータ』の一通り遊べるバージョンをフリーゲームとして公開していた。

本作『毒姫カンタレラ -Dominion of Qualia-』については、今回タイトルなどと共に、Steamのストアページが公開となった。制作陣としては、坂本昌一郎氏がディレクターを務めている。登場するキャラクターは、メインイラストレーターのようか氏に加えて、日向悠二氏、シガタケ氏、ReDrop氏など40名以上のクリエイターが担当。バトルミュージックには伊藤賢治氏、桜庭統氏、菊田裕樹氏、目黒将司氏といった10名以上の作曲家が参加しているという。イラストと音楽で作品を彩る豪華な参加クリエイター陣も特徴だろう。

『毒姫カンタレラ -Dominion of Qualia-』は、PC(Steam)向けに2026年配信予定だ。

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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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