ケモ耳不眠少年アクション『トロイメライの月あかり』まさかの今日、配信開始。「11月25日リリース予定」のはずが、うっかり豪快前倒し

room6は11月10日、『トロイメライの月あかり』を突如配信開始した。

room6は11月10日、『トロイメライの月あかり』を突如配信開始した。PC(Steam)向けに、通常価格税込1200円で発売中。11月24日までの期間は、リリース記念セールにより10%オフで購入できる。本作は11月25日に発売予定とされていたが、手違いにより突如配信となったようだ。

『トロイメライの月あかり』は、おばけのせいで眠れない少年がぬいぐるみと夜を逃げ切る、追いかけっこアクションゲームだ。本作のメインキャラクターである少年テテは、眠れない日々を過ごしていた。夢におばけが出てくるせいだ。そんなある夜、少年は謎の少女ルナと出会う。テテは、気がついたらぬいぐるみの世界にいたというルナに導かれて、彼女のぬいぐるみとおばけ退治をすることになる。少年とぬいぐるみによる、眠れない夜のおばけ退治が繰り広げられる。

少年テテはおばけ戦う力をもっておらず、逃げることしかできないという。そこで本作では、テテの後ろをついてくるぬいぐるみたちに、おばけを退治してもらう。ぬいぐるみたちは、それぞれ個性的な能力をもっている。たとえば、手に持った枝で近接攻撃してくれるミニハム、相手の移動速度を下げるねむキリン、テテを回復する優しいシマなどが登場。本作では40種類以上のぬいるぐみのお友達を仲間にして、テテをおばけから守ってもらうわけだ。

システム面では、ショップでは新しいぬいぐるみや、テテやぬいぐるみを強化する100種類以上のアイテムが購入可能。少年テテには衣装が用意されており、洋服ごとに能力が用意されている。本作では衣装やアイテムによって能力を強化して、ぬいぐるみたちと共に眠れない夜を逃げ切るのだろう。

本作は、room6が手がけている。同社は京都出町柳で活動するゲーム開発会社だ。パブリッシャーとしては、『アンリアルライフ』『ghostpia シーズンワン』『和階堂真の事件簿 TRILOGY DELUXE』などをリリース。レーベル「ヨカゼ」も運営している。また自社タイトルとしては、『ローグウィズデッド』なども手がけてきた。

本作『トロイメライの月あかり』はroom6の開発するタイトルとして、11月10日12時の発表時点では、11月25日に発売予定となっていた。しかしそんな本作が、本日11月10日に突如配信開始となっている。room6のポストによると、本当は11月25日にリリース予定だったものの、誤ってSteamのリリースボタンを押してしまい、急遽本日配信になったとのこと。操作手順のミスにより、room6自身にとっても驚きのリリースとなったようだ。手違いはあったものの、予定より早く遊べるという点では朗報ともいえるだろう。

『トロイメライの月あかり』は、PC(Steam)向けに通常価格税込1200円で配信中。11月24日まではリリース記念セールが実施されており、10%オフの1080円で購入できる。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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