room6は11月10日、『トロイメライの月あかり』を11月25日に発売すると告知した。対応プラットフォームはPC（Steam）で、価格は税込1200円。12月8日までは10％オフのローンチセールも実施予定となっている。

『トロイメライの月あかり』は、ぬいぐるみたちと眠れない夜を逃げ切る、追いかけっこアクションゲームだ。本作のメインキャラクターである少年テテは、夢に出てくるおばけのせいで眠れない日々を過ごしていた。そんなある夜、少年のもとに少女ルナが出現。テテはルナに導かれ、不思議なおばけたちとおばけ退治をすることとなる。眠れない夜の、ぬいぐるみたちとのおばけ退治が繰り広げられる。

少年テテはぬいぐるみたちに守ってもらい、おばけと対峙していく。本作のメインキャラクター・テテは、おばけと戦う力をもっていない。そこで本作では、テテはおばけから逃げながら、それぞれ個性的なぬいぐるみたちにおばけを退治してもらう。たとえば、ちょこまか走り回るミニハムは、手に持った小枝で近接攻撃。うたた寝が好きなねむキリンは、攻撃があたったおばけの移動速度ダウン。疲れたヒトを放っておけない優しいシマは、テテを回復してくれる。本作では40種類のぬいぐるみたちが登場。本作では攻撃や状態異常から回復まで、個性的なお友達を仲間にしておばけから逃げ切るのだ。

おばけから逃げ切ると、集めたゴールドで買い物が可能。新しいぬいぐるみや、テテやぬいぐるみを強化する100種類以上のアイテムなどが購入できるようだ。また本作では、20種類以上のコスチュームが用意されている。テテは着ている洋服によって、能力が変化。遠距離攻撃力が増えやすい衣装や、移動しないタイプのぬいぐるみの攻撃速度が2倍になる服などが存在する。本作では衣装やぬいぐるみ、アイテムを組み合わせて、上手くおばけ退治をやり切るのだろう。

本作は、京都出町柳で活動するゲーム開発会社room6が手がけている。同社はパブリッシャーとして、『アンリアルライフ』『ghostpia シーズンワン』『和階堂真の事件簿 TRILOGY DELUXE』などをリリース。自社タイトルも手がけており、『ローグウィズデッド』などが配信中となっている。また同社の運営するレーベル「ヨカゼ」では、グラフィック、音楽、テキストやゲーム性という、様々な要素が折り合わさり、世界に思わず浸ってしまうような情緒あるゲームを提供すると掲げてきた。

プレスリリースによれば本作は開発がroom6となっており、同社の自社開発タイトルとなるようだ。なお楽曲は、作曲家のMURASAKI氏が担当。Steamでは体験版も配信中となっている。

『トロイメライの月あかり』はPC（Steam）向けに、通常価格税込1200円で11月25日発売予定だ。12月8日までの期間は、ローンチセールにより10％オフで購入可能。また本作では、オリジナルサウンドトラックも税込800円でリリース予定。同日発売予定となっており、本体とのバンドルも10％オフで販売されるそうだ。

Keiichi Yokoyama