終末日本“デッキ構築旅行”ゲーム『散るプラネット』正式お披露目。世界が終わる前に北海道を目指す、バイク女子の楽しい癒し旅

インディーゲーム制作チームaozorite(アオゾライト)は8月9日、『散るプラネット(Chill Planet)』を2026年秋に配信すると告知した。終わりの迫る世界で日本縦断を目指す、デッキ構築型アドベンチャーゲームだ。

インディーゲーム制作チームaozorite(アオゾライト)は8月9日、『散るプラネット(Chill Planet)』を2026年秋に配信予定だと告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は未定。ティザーサイトおよびティザービジュアルも公開されている。

『散るプラネット』は、終わりの迫った世界で九州から北海道まで縦断する、デッキ構築型アドベンチャーゲームである。本作の世界では、隕石によって地球が終わりを迎えようとしていた。メインキャラクターの女子高生・大原陽奈子は、そんなニュースが駆け巡る中、世界が終わる前に日本を縦断しようと決断。父親から譲り受けたバイクに乗って故郷の鹿児島を出発し、北海道を目指そうとする。道中では、専門学生の赤坂愛依や大学生の三澄瑠璃、ミュージシャンの島袋翠といった仲間と遭遇。楽しい最期を味わい尽くす、女子4人の日本縦断旅行が繰り広げられる。

女子4人の旅路は、デッキ構築型アドベンチャーとして表現される。本作では、隕石によって世界が滅ぶまでに、北海道へたどり着くことが目標となる。ゲームプレイとしては、まず目的地を決定。実在するスポットの観光や、キャンプでまったりしながら、旅を進めていくようだ。

またゲームプレイのうち、移動はカードゲームとして表現される。詳細は不明ながら、カードを上手くさばいて、旅の道中で起こるトラブルに対処。カード関連では、観光しながらアイテムを集めてデッキビルドを進めるという。本作ではデッキを構築しながら、北海道を目指す旅を続けていくのだろう。コンセプトは癒やされるデッキ構築型アドベンチャーとされており、上手いデッキビルドを実現する気持ちよさや、旅をしているような気分が表現されるそうだ。

本作は、インディーゲーム制作チームのaozoriteが手がけている。プレスリリースによると、同チームはゲームクリエイター、イラストレーター、小説家、プログラマー、映像クリエイターなど、さまざまなジャンルのクリエイターが集まり、それぞれの専門性や完成を活かしてゲームを制作しているという。X(旧Twitter)によると、企画・ディレクションはasaka氏が担当しているそうだ。

同チームのXアカウントでは、少なくとも2025年の2月頃から、本作の情報が発信されてきた。今回はティザーサイトおよびティザービジュアルが公開。あわせて2026年秋にリリース予定であることも明かされている。また同作は、2025年11月9日に開催予定の「ゲームダンジョン10」へ出展予定。会場ではデモ版の試遊が予定されているそうだ。

散るプラネット』はPC(Steam)向けに開発中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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