異世界アイドル街づくりシム『ヒロイックソングス! リプロデュース』発表。アイドル活動で世界を繋ぐ、聖地発展ゲーム

フロンティアワークスは7月14日、『ヒロイックソングス! リプロデュース』を発表した。異世界が舞台のアイドル×街づくりシミュレーションゲームだ。

フロンティアワークスは7月14日、『ヒロイックソングス! リプロデュース』を発表した。PC(Steam)版が9月15日、Nintendo Switch版が11月27日に発売予定。価格は税込2500円となる。発表にあわせて、Steamのストアページが公開されている。

『ヒロイックソングス! リプロデュース』は、聖地の発展とアイドル活動によって元の世界へ帰ろうとする、アイドル×街づくりシミュレーションゲームである。本作で主人公は、トップアイドル・月詠瑠璃のライブを見ていたはずが、気がつくと見知らぬ土地へやってきていた。花の妖精モクさんによると、主人公ははざまと呼ばれる異世界に落ちてしまったのだという。そこで本作では、同じく異世界に落ちてしまったアイドル大好きな少女・春原あかりと共に、アイドル活動を繰り広げる。本作におけるアイドルとは、失われた異世界のつながりを取り戻し、人々の希望となる特別な存在である。元の世界へ帰るため、アイドル活動によって失われた異世界のつながりを取り戻すのだ。

主人公とあかりが迷い込んだ異世界はざまは、世界樹があるだけの土地である。本作ではそんなはざまをアイドルの聖地へと発展させていく。道やさまざまな建物などを設置。生産施設などから資源を集めて、さらに街を発展させるようだ。公開されているスクリーンショットでは、ワイン工房やリサイクルショップ、祠といった加工施設が登場。街が発展するとファンが増えていいねが溜まり、新たなライブが解放されるという。ゲームプレイの詳細については明かされていないものの、施設の設置によって街を発展させていくのだろう。

また本作ではライブがリズムゲームとして展開。ライブのクリアや異世界への巡業といったアイドル活動によって、新たな建物やライブが解放される。さらに聖地の発展やライブなどによって、ストーリーも繰り広げられる。メインストーリーでは、アイドル好きなあかりがアイドルとして成長する姿が描かれる。キャラクターとしては、異世界のアイドルたちも登場。キャラクターストーリーでは、メインキャラクター5人に焦点をあてた物語が用意されているそうだ。

本作は、国内のゲーム開発会社である株式会社エマクリエイトが手がけている。過去作としては、『ヘレの海底都市計画 ~箱庭に空気を植えるSLG~』『エマの武器屋さん』をリリース。2024年6月にリリースされた前作『ロタの航海貿易記』は、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー23件中52%の好評率となっている。

本作については、イラストレーターのろうず氏がキャラクターデザインを担当。プレスリリースによると、春原あかり役を声優の広瀬世華さんが務めるなど、ボイスも用意されているようだ。これまでのエマクリエイトの作品とは異なり、フロンティアワークスがパブリッシングを担当している。

『ヒロイックソングス! リプロデュース』は通常価格税込2500円で、PC(Steam)版が9月15日、Nintendo Switch版が11月27日に発売予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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