東方Project二次創作ゲーム『なげるーみあ!』5月23日リリースへ。腹ペコで弾幕も撃てないルーミアの、物投げまくりパワー突破ゲーム

土佐研究所(Tosa Laboratory)は5月15日、『なげるーみあ!』を5月23日にリリースすると告知した。東方Projectの二次創作ステージクリア型2Dアクションゲームである。

土佐研究所(Tosa Laboratory)は5月15日、『なげるーみあ!』を5月23日にリリースすると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)。発表にあわせて、新しい動画も公開されている。

『なげるーみあ!』は、ルーミアが箱や岩などを飛ばしてステージのクリアを目指す、東方Projectの二次創作ステージクリア型2Dアクションゲームである。原作におけるルーミアは、闇を操る程度の能力をもつ、宵闇の妖怪だ。東方Project第6弾『東方紅魔郷 ~ the Embodiment of Scarlet Devil.』にて初登場。ゲームでは『東方文花帖 ~ Shoot the Bullet.』にも登場していた。

本作でルーミアは食料が底をつき、お腹を空かせていた。空腹になりすぎたルーミアは、弾幕も撃てなくなったため、落ちている箱や岩、魚などを武器に戦闘。敵を倒しながら幻想郷各地で食料を調達する、空腹のルーミアを主役にしたシンプルなアクションゲームが繰り広げられる。

ルーミアは物を使ったアクションで、食料を調達していく。本作でルーミアは空腹のためか、基本的に直接的な攻撃手段をもっていない。代わりに、ステージ上に存在する箱や岩などを持ち上げて投げたり、蹴り飛ばしたりといった物を使ったアクションが使用できる。本作でプレイヤーはルーミアを操作し、物を飛ばしてすべての敵を倒すことで、ステージをクリアしていくのだ。特殊技としては物を上に飛ばすパンチ、目の前のものを蹴り飛ばすキック、物の上に乗って移動するアクションなどが使用可能。空中の箱を蹴ると発動するクリティカルキックや、いわゆるパリィなども用意されている。さらに落ちている物にも、飛ぶ速度や威力といった違いが存在。シンプルなアクションながら、テクニックを使いこなすと派手な戦闘も展開できるようだ。

またプレイアブルキャラクターとしては、幽谷響子も登場。響子は箒による直接攻撃や音波を固める特殊行動、滑空などが使用可能となっており、ルーミアとは違ったゲームプレイが待ち受けているようだ。ステージ数は100以上で、ボスなども登場。クリア後には、難易度の高いEXステージも待っているようだ。

本作は、国内の個人ゲーム制作者である土佐氏が手がけている。過去作としては、『がんばりみのりこ』を2020年に公開。本作『なげるーみあ!』については数年にわたって開発が続けられてきたが、5月に完成が報告されていた。本作関連では、体験版がPC(BOOTH/ふりーむ!)向けに公開中。ルーミアと響子を操作して、ゲームの序盤がプレイできるようだ。

『なげるーみあ!』は、PC(Steam)向けに5月23日リリース予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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