人気メトロイドヴァニア『エンダーマグノリア』正式リリースを目前にファイナルトレイラーお披露目。物語や新アクションなど、きたる実装コンテンツが映像を飾る
Binary Haze Interactiveは1月17日、『ENDER MAGNOLIA: Bloom in the Mist(エンダーマグノリア: ブルームインザミスト、以下エンダーマグノリア)』のファイナルトレイラーを公開した。同トレイラーでは、早期アクセス版以降の内容が登場。どんな物語やアクションが待っているのか、その一端が確認できる内容となっている。
『エンダーマグノリア』は、『ENDER LILIES: Quietus of the Knights(以下、エンダーリリーズ)』の続編としてリリース予定の、探索型2DアクションRPGだ。2021年6月に正式リリースされた前作『エンダーリリーズ』では、主人公の少女リリィが、死の雨によって滅びた果ての国を探索。美麗なアートで描かれた終末世界を背景に、騎士たちの力を借りて戦うレスポンスのよいアクションが繰り広げられていた。
新作『エンダーマグノリア』では、前作で描かれた死の雨の災厄から数十年後の、暴走する悲しき人工生命ホムンクルスによって滅びゆく終末世界が描かれる。主人公のライラックは、ホムンクルスを救済する力をもつ調律師。下層深くの地下実験場で目覚めたライラックは、国の悲劇に大きく関わるホムンクルスとの出会いをきっかけに、広大な煙の国を探索していく。失われた記憶と仲間の行方を探す、破壊と再生の物語が描かれる。ライラックが強敵と戦って救済すると、彼らは仲間になってくれる。前作同様、仲間となったキャラクターたちのスキルを活用して、戦いを繰り広げるのだ。終末世界が美しい2DアートやBGMによって彩られている点も特徴だろう。
本作では、スキルは30種類以上登場し、装備/レリック/アイテムといった収集・成長要素は前作の倍以上にパワーアップ。難易度選択も用意されており、幅広いプレイヤーが自分にあった難易度を選べるようになっている。前作の特徴はそのまま、パワーアップした新作となるのだろう。なお本作は、Steamでは2024年3月に早期アクセス配信がスタート。記事執筆時点でユーザーレビューでは、4499件中98%の好評を得ている。探索ゲームとして洗練されていたり、遊びやすさの部分が評価に繋がっている。
今回は1月23日の正式リリースに先駆けて、ファイナルトレイラーが公開された。トレイラーには、早期アクセス版には登場していなかったアクションや、物語の続きの一端などが映されている。アクションとしては、ワイヤーを使って移動する動作や、空中を長時間ダッシュし続ける技などが登場。謎の巨大な球体やモノレールのようなものに乗るシーン、穢れの煙という気になる単語など、物語に関わるエッセンスも確認できる。そのほか多数の敵やボスキャラクター、見知らぬ場所も多数登場している。上層へと向かう途中にはどんな戦いと物語が待ち受けているのか。先の展開を予感させる内容となっている。
『エンダーマグノリア』は2025年1月23日に、PS4/PS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch/PC(Steam)向けとして正式リリース予定だ。価格はダウンロード版が税抜2980円。PS4/PS5/Nintendo Switch向けには、通常パッケージ版が3980円。同限定パッケージ版は税抜9300円で、アートブックやボーナストラックCDが付属する。
またSteamでは税込1980円で早期アクセス配信中。ブラッシュアップにより、製品版では早期アクセス版のプレイ範囲にも手が加えられているため、早期アクセス版から製品版へセーブデータは引き継がれないとのことである。