NetEaseのミニチュア風探索RPG『開放空間:Over Field』2025年2月にサービス終了へ。10月の正式サービスからわずか4か月で終了

NetEase Gamesは12月18日、『開放空間:Over Field』のサービスを2025年2月17日11時59分に終了すると告知した。同作は2024年10月15日に正式サービスが開始。開始よりわずか2か月でのサービス終了告知となっている。またサービス終了後、運営権利は開発チームEkoneko Studioへ移管予定。将来的にゲーム配信を再開した場合に使える、ギフトコードが発行予定とされている。

『開放空間:Over Field』はEkoneko Studioが開発し、NetEase Gamesから配信されている探索RPGだ。本作の舞台は、一般人には気づかれない特殊空間「OVER FIELD」。プレイヤーは「ロータラボラトリー」という研究機関に所属するリーダーとして、サルベージャーたちを率いてオーバーフィールドを探索。ミニゲームや収集、バトルといった要素で、謎めいた箱庭を冒険していく。探索以外に、カスタマイズや生産といった要素も存在している。また同作では「日常の隙間に不思議な小さな世界が潜んでいる」といったコンセプトの元、実写とデフォルメされたキャラクターを組み合わせた、ミニチュア感のあるグラフィックでゲームが表現されていた。

同作は2024年10月15日に正式サービスが開始された。リリース直後には記念生放送が実施。キャラクターの実装にあわせたイメージソングの公開や、『なめこ栽培キット』とのコラボイベントも実施されていた。しかしそうした中、12月18日に2025年2月17日11月をもってのサービス終了が告知。正式サービス期間4か月でのサービス終了が決定した。

サービス終了時期の告知にあわせて、ゲーム内では前払式支払手段(晶石)の購入が停止。2025年2月18日から5月27日までの期間、利用しなかった晶石の払い戻しが予定されている、またサービス終了後は、NetEase Gamesから開発チームEkoneko Studioへ運営権利が移管予定。将来的にゲーム配信が再開される場合、プレイヤーがゲームを継続できるように、専用のギフトコードが発行予定とされている。ギフトコードでは、高額報酬が獲得できるようだ。詳細については、ゲーム内お知らせなどで改めて伝えられるという。なおリリース生放送で告知されていた大川ぶく氏とのコラボについても、サービス終了にともない中止となっている。

『開放空間:Over Field』は、2025年2月17日11時59分にサービス終了予定。同作はPC/iOS/Android向けに配信中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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