兵士でも指揮官でも戦える中世戦争ゲーム『Eyes of War』来年1月31日正式リリースへ。最大4人マルチ対応、都市を築き一人の兵士としても暴れる

『Eyes of War』は中世風の世界で戦うリアルタイムストラテジーゲームだ。本作には見下ろし視点のストラテジーモードと、兵士を直接操作できるアクションモードが存在し、いつでも切り替えることが可能。

デベロッパーのGood Mood Gamesは12月16日、『Eyes of War』を2025年1月31日に正式リリースすると発表した。本作が現在PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。ゲーム内は日本語表示に対応している。

『Eyes of War』は中世風の世界で戦うリアルタイムストラテジーゲームだ。最大4人のマルチプレイに対応している。本作には見下ろし視点のストラテジーモードと、兵士を直接操作できるアクションモードが存在し、いつでも切り替えることが可能。プレイヤーは二つのモードを使い分け、城を建設したり戦闘を指揮したりしながら、敵勢力の撃破を目指す。

本作には4つの勢力が登場する。北欧風のノルヴィオンや東洋風のソルウォンなど、各勢力は独自の文化を所有。ハスカールやサムライなど、それぞれ使用可能なユニットが異なる。またゲームモードは戦略や戦闘にフォーカスしたモードが計3つ用意されている。プレイヤーは好きなモードで自分の勢力を選び、AIやプレイヤーが操る敵勢力と争うことになる。

ゲームモードのひとつである戦略モードでは、プレイヤーはそれぞれ自分の城を建設する。木や石といった資源を集めて都市を発展させ、家を建てて人口を増加。防壁や櫓といった施設で防備を固めつつ兵士ユニットを生産し、対戦相手の城の破壊を目指すのだ。本作の特徴として、プレイヤーはストラテジーモードでこうした内政をこなしつつ、いつでも兵士を操作するアクションモードに切り替えて戦うことが可能。建設の合間にひとりの騎兵となって、敵拠点にちょっかいを出したりすることができるわけだ。

またゲームモードのひとつアリーナモードは戦闘アクションに焦点を置いたモードとなっており、兵士として闘技場で決闘をすることが可能。さらに三番目のモードであるバトルモードは野戦にフォーカスされており、戦略モードにおける建設などの要素が省略。プレイヤーは部隊の指揮に集中して、戦術的な戦いを繰り広げることになる。

本作は2023年6月にSteamにて早期アクセス配信が開始された。ユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約170件中89%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。RTSと三人称視点アクションを融合した本作のコンセプトが好評を得ている。レビュー内容では、戦略とアクションそれぞれの要素について『Age of Empires』と『Mount & Blade』といった作品になぞらえつつ、シームレスにモードを切り替えられるシステムを評価する声が散見。早期アクセス開始直後に投稿されたレビューでは、粗削りな面も目立つとしながらも、ポテンシャルに期待する声が多く寄せられていた。

そんな本作が来年1月31日に正式リリースされると発表された。本作は早期アクセス開始時点では1つの勢力しか存在しなかったが、これまでのアプデにより3勢力が追加。そのほかにも城壁システムや人口といった要素の実装、グラフィックのオーバーホールなど、さまざまな新要素の追加や改善などが施されてきた。そうしてブラッシュアップされてきた結果として、今回ついに正式リリースされることが決まったようだ。

以前公開されたロードマップによると、正式リリース時にはサバイバルなる新ゲームモードが追加予定であるという。詳細は不明ながら、モード名からしてエンドレスに遊べるモードが実装されるのかもしれない。また現在実装されている日本語表示についても、近日中にさらに改善が施される予定とのことである。

『Eyes of War』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。来年1月31日に正式リリース予定だ。現在の価格は税込1699円で、Steamストアページによると正式リリース時には値上げ予定とされている。またゲーム内は日本語表示に対応しており、日本語ローカライズは近日中のアップデートにてさらにブラッシュアップされる見込みだ。

Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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