『No Man’s Sky』大型アプデ「Aquarius」配信で“魚釣り”要素が実装。ダイビングスーツで海を探索し魚を釣って最後に食らう


Hello Gamesは9月4日、『No Man’s Sky』に向けて大型アップデート「Aquarius」を配信開始した。本アップデートは前回アップデート「Worlds Part I」にさらなる要素を追加するアップデートとなっている。「Aquarius」においては、魚釣り要素が実装。魚図鑑や魚を使用した調理機能、海を探索するためのダイビングスーツなども追加されている。

『No Man’s Sky』は、2016年8月にPC/PlayStation 4向けに発売されたオープンワールド型のアクションゲームだ。のちにXboxやSwitch向けにも発売された。舞台は広大な宇宙となっており、数々の惑星と宇宙がシームレスにつながっている。プレイヤーは謎の声に導かれ、宇宙の中心を目指して数々の惑星を渡っていく。まったく異なる生命体や気候が見られる惑星を探索して、宇宙の住人たちと交流する。そのほか新たな宇宙船を獲得したり、宇宙海賊と戦ったりと、自由に宇宙を冒険可能だ。

今回おこなわれた「Aquarius」アップデートは、前回アップデートの「Worlds Part I」にさらなる要素を追加するアップデートとなっている。「Aquarius」においては、新たに「魚釣り」要素が実装されている。プレイヤーは星々に存在する水源で自由気ままな魚釣りライフを楽しむことができるようだ。釣れる魚は小魚から“宇宙生物”らしい巨大な魚まで、さまざまな種類が実装。釣れる魚は「惑星の環境」、「水質」、「囮(エサ)の種類」などで変化する。なお、稀に「メッセージボトル」を釣り上げることもあるようで、そこから何か新たな物語に発展することもあるようだ。

釣られた魚は「魚図鑑」に登録され、プレイヤーの記録として残される。記録には魚のサイズなども記録されるので、プレイヤー同士で魚の大きさを競い合うといった遊びに興じることもできるだろう。入手困難なレジェンダリー魚も存在するため、星々を股にかけた魚釣り師として遊ぶ楽しみもできそうだ。また釣り上げた魚は調理することが可能。ステーキやフライなど、多様な方法で釣り上げた魚を調理することも可能となっている。


「Aquarius」ではさらにプレイヤーの魚釣りをサポートするための技術も多数実装。プレイヤーはExo-Skiffと呼ばれる小型の船を製作することで、水上での移動が容易になる。Exo-Skiffには荒波に耐えるための設計もされており、冷凍室なども完備されているため、釣り上げた魚を新鮮な状態で保管することが可能となっている。

また本アップデートからは、魚専用の罠も実装されている。罠は水上に設置することが可能で、時間経過とともに魚を捕まえてくれるという便利なアイテムだ。少し遠出をしてほかの惑星を探索したくなった時に重宝できそうだ。また水中での過酷な環境を安全に移動するための「ダイビングスーツ」も実装されている。まだ見ない未知の水中世界の探索を楽しむこともできるだろう。

なお公式パッチノートによると、本アップデート後6週間は「Aquarius Expedition」というイベントも開催中とのこと。魚を集め、イベントに参加することで、ユニークなカスタマイズパーツや水中用ジェットパックなどを手に入れることができるようだ。ほかにもバグなどの修正が成されているため詳細については、公式パッチノート(英語)を参照されたい。


『No Man’s Sky』はPC(Steam/GOG.com)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに販売中。Xbox Game Pass (PC/コンソール/クラウド)向けにも提供されている。