『Fate/EXTRA』リメイク作『Fate/EXTRA Record』PS4/PS5/Nintendo Switch/Steam向けに2025年発売へ。発売時期や対応ハードなど固まる

TYPE-MOON studio BBは8月4日、『Fate/EXTRA Record』を2025年に発売すると発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/PlayStation 5/Nintendo Switch/PC(Steam)。新しい映像が公開されている。

TYPE-MOON studio BBは8月4日、『Fate/EXTRA Record』を2025年に発売すると発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/PlayStation 5/Nintendo Switch/PC(Steam)。新しい映像が公開されている。

『Fate/EXTRA Record』は、新納一哉氏がスタジオディレクターを務めるTYPE-MOON studio BBによる、『Fate/EXTRA』のリメイク作品である。オリジナルの『Fate/EXTRA』は、2010年7月にPSP向けとして発売された、対戦型ダンジョンRPGだ。同作の舞台は、地球上のあらゆるものを記録した量子コンピューター「ムーンセル・オートマトン」が月に存在する世界。ムーンセルにはあらゆる願いを叶える「聖杯」としての機能が備わっており、魂を量子化した魔術師(ウィザード)たちによる使用権を巡る聖杯戦争が繰り広げられていた。

主人公である記憶喪失の少年/少女は、何もわからぬままサーヴァントを呼び出し、聖杯戦争へ参加。それぞれ願いを持った魔術師や、過去の英霊であるサーヴァントたちと、命をかけて争うことになる。月の電脳世界での、聖杯戦争が繰り広げられる。バトルでは、相手の行動を読んで有効な行動を選択するターン制のシステムが採用。選択したサーヴァントごとに異なるシナリオなども用意されていた。制作スタッフとしては、新納一哉氏がプロデュース、奈須きのこ氏がシナリオ、 武内崇氏がキャラクター監修を担当。2013年には、「月の裏側」を描いた同作の新作として『Fate/EXTRA CCC』も発売されていた。

本作『Fate/EXTRA Record』は、そんな『Fate/EXTRA』の現行機向けリメイクとして、2020年7月に開発始動が発表された。これまでの情報としては、デッキ構築型のバトルシステムが採用されていることや、美麗に進化した3Dグラフィックなどが公開されてきた。また本作は『Fate/EXTRA』でプロデュースを担当した新納一哉氏が、TYPE-MOON studio BBのスタジオディレクターとして企画・監督を務めている。2020年にTYPE-MOON studio BBによる初作品となる点も特徴だろう。


今回の発表では、本作の発売スケジュールや対応プラットフォームが明かされた。また映像には、本作の見覚えのあるキャラクターたちや探索中の様子などが登場。カードを用いたバトルパートでは、キャラクターごとのカードやMPといった概念も確認できる。映像にはアニメ調の美麗な3Dグラフィックが映されており、2025年の発売へ向けたリメイク作品として、現代の水準でしっかり仕上げられているのだろう。

Fate/EXTRA Record』は、PlayStation 4/PlayStation 5/Nintendo Switch/PC(Steam)向けに2025年発売予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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