『Dead by Daylight』“霧の森の外”が舞台のホラーゲーム『The Casting of Frank Stone』9月4日配信へ。狂気の連続殺人事件をめぐり分岐する物語


Behaviour Interactiveは7月17日、『The Casting of Frank Stone』を9月4日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/PS5/Xbox Series X|S。ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。

『The Casting of Frank Stone』はシングルプレイ向けのホラーアドベンチャーゲームだ。『Dead by Daylight』の異なる世界線が題材となっており、同作の霧の森の外の世界が描かれるという。舞台となるのは1980年の夏、アメリカ・オレゴン州の町シーダーヒルズ。かつては製鋼業が盛んだったシーダーヒルズだったが、あるとき製鋼所で連続殺人事件が発生。事件から時間が経った現在でも、町は暗い記憶に悩まされている。そうしたなか、事件を題材にホラー映画を撮ろうとした若者4人が同町を訪問。恐怖の出来事に巻き込まれながら映画の撮影をおこなう。

本作は物語主導の体験となることが謳われている。殺人鬼「フランク・ストーン」が製鋼所で起こしたという、過去の連続殺人事件をめぐるストーリーが展開されていくようだ。事件現場となった工場を訪れ映画撮影を始めた若者らは、警察も見つけられなかったという秘密を発見。カメラに収めてしまった若者らは邪悪な存在に追われ、超常現象を体感することになるようだ。

また本作のストーリー中にはいくつもの分岐点が存在するとのこと。登場人物たちの運命を左右する、重大な決断を迫られることになるという。死の危険に直面しながらも若者たちは映画の撮影を続け、完成させることになるようだ。完成した映画は「Murder Mill(殺人工場)」と名付けられ、観客を狂気の殺人衝動に駆り立てる伝説のカルト映画になるという。また、本作はマルチエンディングの作品となるとのこと。プレイヤーの選択で、キャラクターの命運や映画の内容などが変わってくるのだろう。


本作を手がけるSupermassive Gamesはイギリスに拠点を置くゲームスタジオだ。過去には『UNTIL DAWN -惨劇の山荘-』や『The Dark Pictures』シリーズ、『クアリー ~悪夢のサマーキャンプ』など、数々のホラーゲームを手がけてきている。分岐を含んだホラーゲームの開発経験豊富なSupermassive GamesとBehaviour Interactiveがタッグを組み、『Dead by Daylight』の拡張された世界を描くという本作が打ち出されるかたちだ。

『The Casting of Frank Stone』はPC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/PS5/Xbox Series X|S向けに、9月4日に配信予定だ。またゲーム内は日本語表示に対応予定。