基本プレイ無料ハムスター育成ゲーム『Hamster Playground』Steamなどで正式リリース。エサ代を自分で稼ぐハムスターをながめつつお世話

 

パブリッシャーのWe Dig Gamesは7月11日、『Hamster Playground』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)/Xbox Series X|Sで、ゲーム内は日本語表示に対応している。また海外向けにNintendo Switch/PS5版も配信されている。

『Hamster Playground』は基本プレイ無料のハムスター育成ゲームだ。プレイヤーはハウスのなかでハムスターを飼い、エサをあげたり遊ばせたりしながら育成。着せ替えをしたりレースに出したりして、かわいらしいハムスターの生活をみて楽しむ。

ハムスターには食事や水などの欲求ゲージが存在し、プレイヤーはエサをあげたりして面倒をみていくことになる。ハウスのなかには給餌器やトイレといった設備が備えられており、指示を出すとハムスターは自分で移動して欲求を満たす。設備は何度か使うと壊れたりなくなったりして使えなくなってしまうので、リソースを消費して修理や補充をおこなう必要がある。

リソースは週間チャレンジや月間クエストを達成することで得られるほか、ハムスターを働かせたり、あるいはレースに出すことでも入手可能。ハムスターには知性や敏捷性など能力値が存在し、トレーニングをおこなうことで鍛えることができる。能力が高ければ仕事の効率が上がり、また高度なレースで勝てる可能性も上がるため、リソースを集めながらハムスターを鍛えていくことになる。


レースは初期状態では迷路レースが用意されている。レースでは、ハムスターが迷路を歩いていく様子をながめつつ、ハムスターの能力値で難易度が変わるミニゲームをこなしていく。レースはCPUのハムスターと競うほかに、プレイヤー同士で対戦することも可能。またDLCを購入することで、早食いコンテストや車引きといった、異なるレースにも参加できるようになる。

本作の課金要素としてはレースのDLCのほかに、ハムスターの衣装や部屋のデコレーションなどが存在。ゲーム内通貨で購入可能なものもあるが、有料DLCを購入することでバリエーションが増えていくかたちとなっている。また一度に飼うことができるハムスターは初期状態では一匹だが、有償のゲーム内通貨を使用することで、飼える頭数を増やすことができる。


本作は2022年8月よりSteamにて早期アクセス配信が開始されていた。Steamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約1650件中87%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。かわいらしいハムスターのグラフィックなどが好評で、気軽に楽しめる育成ゲームとして評価されている。

そんな本作が今回、7月11日に正式リリースされた。正式リリースにともなっておこなわれたアップデートでは、ハムスターやハウスのデコレーションアイテムが追加。無料で利用できるもののほかに、日本文化をモチーフにしたというアイテムパックのKawaii DLCなどが販売されている。またあわせて、上述のレースのバリエーションを増やすDLCなども展開。より幅広くハムスターとふれあえるようになったようだ。

『Hamster Playground』はPC(Steam)/Xbox Series X|S向けに、基本プレイ無料で配信中だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。また海外向けにNintendo Switch/PS5版も配信されている。