マルチ対応カオス大清掃アクション『Purrrifiers』発表。混沌世界で街や人間をお掃除、ゴミ袋をつかった“ゴミ遊び”も楽しむ


デベロッパーのRubens GamesおよびパブリッシャーのFreeMind S.Aは6月18日、『Purrrifiers』のストアページを公開した。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定。最大4人までのマルチプレイに対応するとのことだ。

『Purrrifiers』は掃除シミュレーターだ。プレイヤーはゴミと混沌に満ち溢れた街で、ミッションをこなしながら清掃に励むことになるという。本作にはキャンペーン モード、ソロプレイ用のアドベンチャーモードのほか、協力モードと競争モードといった内容のマルチプレイヤーオプションが用意されるそうだ。

本作の特徴としてはマルチプレイでのコミカルな大掃除体験になる。ソロプレイ、もしくはマルチプレイでチームと協力し、タスクを分担しながら掃除に取り組むのだ。本作には郊外、町、埋立地、映画館、森林、ビーチといったステージが用意されているようだ。世界は混沌と笑いに溢れているとのことで、ポップカルチャーの引用や、ゲームへのパロディに満ちているという。

プレイヤーは清掃員となり、掃除ビジネスの拡大のためにゴミ収集車や芝刈り機、道路清掃車といった特殊車両や、高圧洗浄機、スポンジ、掃除機などといったツールを使用可能。ツールはアップグレードとカスタマイズが可能とのことで、スタンガンやドローンなど、“クレイジー”なツールも用意されるようだ。そういった道具とさまざまな化学薬品を駆使し、混沌に満ち溢れた世界をひとつずつ片づけていくのだ。また本作には、独創的な方法で掃除を手伝ってくれるという猫も登場。猫はゲーム内でなでることもできるという。

 

また清掃という目的のためには手段を選ぶ必要はないようで、トレーラーではビーチにゴミをまき散らしているのであろう人間をスタンガンで「お掃除」する場面も見受けられる。また、ストアページではゴミ収集車につっこまれたと思しき人物の様子も確認できる。白黒のゴミ袋を並べてチェスをしたり、フリーマーケットのようにゴミ袋を売りさばいたり、ボウリングのように並べたゴミ袋をなぎたおしたりなど、ゴミ清掃という本来の目的とかけはなれているような多彩な遊び方も紹介されている。プレイヤーの想像力しだいでさまざまなカオスなプレイが楽しめるのだろう。


本作の開発を手がけるRubens Gamesは過去にプール清掃シム『Pool Cleaning Simulator』をリリースしている。こちらはさまざまなツールを使用して街のさまざまな汚れをきれいにする、『PowerWash Simulator 』風の掃除ゲームだ。本作はそういった清掃シムの要素を取り入れながらも、マルチプレイでのコミカルでカオスなお掃除体験を大きな特徴にしているようだ。

『Purrrifiers』はPC(Steam)にてリリース予定。