サバイバルホラーTPS『デイメア:1994』Nintendo Switch版、9月5日発売へ。元『バイオ2』非公式リメイクチームが手がけるオリジナルSFホラー
パブリッシャーのBeep Japanと4Divinityは6月19日、『Daymare: 1994 Sandcastle(デイメア:1994)』Nintendo Switch版を9月5日に発売すると発表した。本作はPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けには発売中。
本作は、三人称視点のサバイバルホラーゲームだ。2019年に発売された『デイメア:1998』の前日譚を描く続編となる。主人公ダリラ・レイズは元政府諜報員で、現在はH.A.D.E.S.(ヘキサコア特殊捜査部隊)に所属する人物。本作にて彼女は軍事研究施設への潜入任務をおこなうことになる。そこでは不気味で危険な「何か」が待ち受けているようだ。さまざまな障害を乗り越え、施設に隠された秘密を暴くのだ。
舞台となる研究所内には凶暴な未知の生命体が多数存在。さまざまな銃器を用いて敵を退けるのだ。また液体窒素を用いた武器「フロストグリップ」も登場し、活用することで弾薬を節約できるだろう。ほか、探索では腕に装着したスキャナーを用いて周囲を分析することが可能。隠されたアイテムや極秘文書、謎解き要素の発見に役立つ。注意深い探索が物資などをもたらし、プレイヤーを有利にするだろう。
本作を手がけるのはイタリア・ローマに拠点を置くInvader Studios。かつて『バイオハザード2』の非公式リメイクを開発していたチームを前身としている。当時カプコンによる『バイオハザードRE:2』の制作発表を受け、非公式リメイクという方針を改めて会社を設立。オリジナルタイトルとして前作『デイメア:1998』が開発され、2019年に発売された。
その続編となる『デイメア:1994』は2023年8月に発売された。これまで二度の大型アップデートを経ており、バランス上の課題や不具合解消が実施。またプレイヤーの武装や強化がすべてアンロックされた状態で始まる高難易度モード「H.A.D.E.S.」が実装されている。9月5日に発売されるNintendo Switch版でも、そうしたアップデートの内容が反映されるのだろう。
なおNintendo Switch版は本日から各店舗にて予約受付がスタートしている。本編とステッカーセットが同梱される通常版にくわえて、さまざまな特典が付属する限定版、およびコレクターズエディションも発売予定。また予約特典として同梱される「サイエンティスト・シークレットメッセージ QR カード」では、ゲーム内の隠された武器スキンを見つけるためのヒントが音声にて収録されている。音声は『バイオハザード RE』シリーズにてレオン・S・ケネディ役を務めるNick Apostolides氏が担当。声による導きでスキンを獲得できる一風変わった特典となっている。英語音声ながら日本語翻訳も施されているそうだ。
また本作は6月22日に東京・秋葉原でおこなわれるインディーゲームイベント「TOKYO SANDBOX2024」に出展予定。現地で試遊したプレイヤーにはノベルティがプレゼントされるそうだ。興味のある人は足を運んでみるといいだろう。
『デイメア:1994』Nintendo Switch版は、9月5日に発売予定。PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けには発売中で、PS5向けにはパッケージ版も発売されている。