マルチ対応ギャングFPS『CRIME BOSS: ROCKAY CITY』Steam版、Co-opでもソロでも楽しい犯罪FPSとして好評スタート。1年以上アプデ重ねていろいろブラッシュアップ
パブリッシャーの505 Gamesは6月18日、FPSクライムアクションゲーム『CRIME BOSS: ROCKAY CITY』をSteam向けに発売した。Steam版は通常価格は2300円のところ、リリース記念セールとして7月12日まで20%オフの1840円で購入可能となる(いずれも税込)。本作PC版はEpic Gamesストアでの時限独占になっており、Steam版発売に際してさっそくSteamユーザーレビューには好評が寄せられている。
『CRIME BOSS: ROCKAY CITY』は、縄張り争いや強盗などを繰り広げる、FPSアクションゲームだ。対応プラットフォームはPC(Steam/ Epic Gamesストア) / PS5 / Xbox Series X|S。舞台となるフロリダのロッケイシティにて、主人公のトラビス・ベイカーはお金やドラッグ、貴重な骨董品まで、さまざまな獲物を狙って犯罪を重ねていく。そして、謎の死を遂げた犯罪組織のトップの座を奪い、街の頂点に立つことを目指す。
舞台設定は1990年代のアメリカ。架空の都市であるロッケイシティは当時の雰囲気を存分に漂わせている。1990年代らしさは街の雰囲気だけではなく、ゲームに出演するキャストにも当時を象徴する実在のキャストたちが揃っている。ベイカーを演じるマイケル・マドセンをはじめ、マイケル・ルーカー、キム・ベイシンガー、ダニー・グローヴァー、ダミオン・ポワチエらが仲間役として出演。敵対ギャングにはダニー・トレホ、ヴァニラ・アイスが肩を並べ、悪事を止めようとするノーリス保安官役としてチャック・ノリスも登場。豪華な顔ぶれがクライムストーリーを盛り上げる。
ゲームプレイにおいてはさまざまな武器を使って警察やライバルのギャングと戦い、目的の“ブツ”を盗みだす「ハイスト」をこなして金を稼いでいくことになる。ハイストにおいては銃を使って強行突破したり、敵に見つからないようにこっそりと忍び込んだりすることも可能。またシングルプレイの他、本作はオンラインで最大4人までの協力マルチプレイにも対応。フレンドとチームを作り、さまざまなハイストに挑むことが可能となっている。
現在はSteamユーザーレビューも本稿執筆時点で全356件中87%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得するなど、好調なスタートを切っているようだ。スリリングなクライムアクションもさることながら、遊びごたえのあるマルチプレイ可能なCo-op形式のFPSを求めていたというユーザーから好評の声が多く上がっているようだ。またソロプレイでもリプレイ性の高いキャンペーンモードが搭載されている点も評価を受けている。さらに全DLCの期間限定無料配布もおこなわれており、“太っ腹”な施策を評価する声もみられる。
本作PC版は2023年3月にEpic Gamesストアでリリースされた。その後はマルチプラットフォームで展開されており、今回リリースから約1年ぶりにSteam向けに配信が開始されたかたちとなる。現在は無料アップデートとして8回目と銘打たれた「UPDATE #8」が配信されており、Steam版のリリースにいたるまで、1年にわたり度重なるアップデートで改善を繰り返してきた経緯がある。そうしてブラッシュアップされた状態でSteamにて本作がリリースされたことも、好評の理由に繋がっているのだろう。
またSteam版のリリースにあたり、最新拡張コンテンツである「カナグリの命令(Cagnali’s Order)」を含め、すでに配信された拡張コンテンツのすべてを期間限定で無料配信中。あわせて本作のロードマップも公開されており、2025年の初旬まで長期的に本作のアップデートが行われることが発表されている。好調な滑り出しを見せているSteam版リリースを経た、今後の新展開も期待されるところだろう。
『CRIME BOSS: ROCKAY CITY』は、PC(Steam/ Epic Gamesストア) / PS5 / Xbox Series X|S向けに発売中。Steam版は通常価格は2300円のところ、リリース記念セールとして7月12日まで20%オフの1840円で購入可能だ。