オープンワールドMMORPG『Throne and Liberty』7月19日からSteam/PS5/Xbox向けにオープンベータテスト開催へ。MMOの名手NCSOFTとAmazon Gamesがタッグで贈る新作

 

NCSOFTおよびAmazon Games は6月19日、開発中のMMORPG『Throne and Liberty』のオープンベータテストを7月19日から7月24日にかけて開催すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PlayStation 5/Xbox Series X|S。また正式リリースは9月18日を予定している。

『Throne and Liberty』はMMORPGだ。舞台となるのは、西洋中世風のソリシウム大陸。巨大な城、活気に溢れた都市、古代の寺院、不毛の砂漠、緑豊かな森林などといったロケーションが用意された舞台で、プレイヤーは仲間たちとともに「シラベスの神星の欠片」を探し、その力でソリシウムを脅かす悪の脅威である征服の亡者カザールを倒すために戦うことになる。プレイヤーは変身能力を使いこなすことができるとのことで、陸上・水中・空の生き物に変身して広大でシームレスな世界を巡ることができる。

ゲームプレイにおいてはギルドを中心とした白熱の戦闘が繰り広げられる。集団戦や大規模な攻城戦では大人数のプレイヤーの入り乱れる攻防に加え、多彩なモンスターたちとのスリリングな戦闘に挑むことができる。また、攻城戦においては討伐したボスを一時的に支配下において戦いを有利に進めることさえも可能であるとのこと。

また本作は世界のリアルさにこだわってつくられているという。世界は常に動的に変化し、昼と夜が代わり、天候も変わっていく。そしてそうした環境変化がゲームプレイに影響を及ぼす。風向と風速は弓の射程距離に影響し、雨の中で雷系の魔法を使うと単体攻撃が連鎖効果を起こして範囲スキルになる。フィールドと環境とユーザーが、密接に作用しあうゲームプレイとなるようだ。


『Throne and Liberty』は、もともと『Lineage Eternal』として開発されていた作品だ。『Lineage Eternal』は2011年に正式に発表されて以来、長期にわたって制作が進められていた。2017年には新規IPである「Project TL」として新たに作り直されることが発表され、その後2022年に次世代向けゲームとして『Throne and Liberty』へとタイトルを変更。紆余曲折を経て開発が進められていた。そして2023年2月22日にはAmazon Gamesが本作のパブリッシング契約を締結。複数の地域でのリリースを目標に開発が進められてきていた。

今回そんな本作のオープンベータテストが実施されることが発表された。期間は7月19日から7月24日まで。オープンベータテストにおいては、PC(Steam)/PlayStation 5/Xbox Series X|Sのマルチプラットフォームで実施されるとのこと。

本作を手がけるNCSOFTは『リネージュ』、『タワー オブ アイオン』、『ブレイドアンドソウル』、『ギルドウォーズ』などの開発元で知られる韓国の開発会社。MMORPGを多数手がけてきた会社であり、同ジャンルには造詣が深い会社といえる。本作はビジュアル・システムともに、NCSOFTのもつノウハウと最新技術の両方が生かされた作品になるのだろう。

Throne and Liberty』のオープンベータテストは7月19日から7月24日の期間で開催予定。対応プラットフォームはPC(Steam)/PlayStation 5/Xbox Series X|S。正式リリースは9月18日を予定している。