来年リリース予定『シャドウバース ワールズビヨンド』には、前作との連携機能あり。やりこみ具合によって特典増える

 

Cygamesは6月16日、『Shadowverse: Worlds Beyond(シャドウバース ワールズビヨンド)』のリリース延期を発表した。同作は2024年夏のリリースが予定されていたが、2025年春のリリースへ変更。さらなるクオリティアップのため、延期となったようだ。また連携機能に関する情報も飛び出している。

『Shadowverse: Worlds Beyond』は、『Shadowverse』に超進化などの新要素を追加した、完全続編となる対戦型オンラインデジタルカードゲームである。オリジナルの『Shadowverse』は、2016年よりCygameから配信中の対戦型オンラインTCGだ。各プレイヤーは、事前の構築した40枚のデッキを使用。ターンごとに最大値が増加するPPを消費し、さまざまな能力が設定されたカードをプレイして、1対1の勝負を繰り広げる。基本的な要素としては、カードプールの異なるクラスや、特定ターン数から使用可能な進化といった仕組みが存在している。美麗なイラストやボイスなどで彩られた4000種類以上のカードが登場している点も特徴だろう。

『Shadowverse: Worlds Beyond』には『Shadowverse』の完全続編として、カードバトルへ新しい能力やルールがいくつか追加されている。中でも「アクト」はアミュレットがもつ能力であり、自分のターン中任意のタイミングに能力を発動可能。後攻6ターン目から可能となる「超進化」時には、戦局を大きく左右する「超進化時能力」も発動できるという。

クラスとしては新たにネクロマンサーとヴァンパイアの特徴を併せ持つ「ナイトメア」が追加され、ニュートラルを除いて7クラスに変化。カード部分以外に、釣りや麻雀などカードバトル以外のゲームもプレイできるワールド機能も実装予定とされている。

今回の発表では、そんな『Shadowverse: Worlds Beyond』のリリース時期が延期された。2023年の発表時時点では2024年夏にリリース予定となっていたが、今回2025年春へ変更。プレスリリースによると、さらなるクオリティアップのために延期が判断されたようだ。


また延期発表にあわせて、『Shadowverse』から本作への連携要素が発表された。『Shadowverse』のゲームプレイやコレクション状況に応じて、本作で特典を獲得可能。各クラスのレベルが100以上だと、カードイラストを変更できる「カードスタイル」。ホーム背景を所持しているとホーム背景、各リーダースキンを所持しているとエンブレムとポスターがもらえる。両作を連携するだけでもらえる特典も用意されている。

 

 

 


なお本作のリリース延期発表にあわせて、「Shadowverse World Championship」の開催時期も2025年末へ変更となっており、関連大会も調整となるそうだ。

Shadowverse: Worlds Beyond』は基本プレイ無料で、2025年春にリリース予定だ。また『Shadowverse』は、PC(Steam/DMM GAMES)/iOS/Android向けに配信中。6月17日以降には8周年を記念して、多数のキャンペーンが実施予定とされている。

【UPDATE 2024/6/18 13:42】
発表日を修正