庭園造りシム『Horticular』7月12日配信へ。花や池などいろんな装飾を組み合わせ、生きものたくさんガーデン作り

 

パブリッシャーのSlug Discoは6月15日、『Horticular』を7月11日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページの表記によると、日本では時差の関係で7月12日配信となるようだ。またゲーム内は日本語表示に対応予定。

『Horticular』はガーデンづくりシミュレーションゲームだ。舞台となるのは、ノームたちが暮らす魔法のガーデン。以前は花が咲き乱れる庭園だったが、お世話係が突然姿を消してしまい、すっかり荒れ果ててしまっている。プレイヤーは異世界から招かれた新たな管理人となり、庭園を美しくよみがえらせる。


ゲームプレイでは、正方形のタイルが敷き詰められたマップにて、花などのアイテムを置いて庭園を造っていくことになる。アイテムにはそれぞれ特性が存在し、環境を形成して生きものに恩恵をもたらす。たとえばチューリップは花や隠れ場所といったハチが好む性質をもっており、また水辺に日光浴の性質をもつ岩を配置するとカエルが喜ぶ。そうしていろんなアイテムを組み合わせてビオトープ(生物が生息する空間)を作っていき、多様な生きものがくらせる自然を育んでいく。

花や生きものたちは毎日コインやエネルギーなどを生み出し、それらを使うことで庭のアップグレードをおこなうことができる。商人から新たなアイテムを買ったり、庭を拡大することも可能である。同じ種類のアイテムばかり設置していると多様性が下がり、評価が落ちたりコインの産出量が減ったりするので、バリエーション豊かな庭を目指すことになる。

また本作では庭造りの上で障害も存在。世界には原因不明の「朽ち枯れ」なる現象が発生しており、アイテムが突然枯れてしまうことがある。また、謎の敵ネメシスより、邪悪なノームが送り込まれて庭が荒らされることも。一方でプレイヤーは魔法のグローブを持っており、魔法を使うことで朽ち枯れを治したり、邪悪なノームを元来た場所へ送り返すことが可能。また花の世話をしてくれるノームを増やすことで、朽ち枯れの発生を減らすこともできる。そうして奇妙な敵や病気と戦いながら庭を守っていくのだ。


本作を手がけるinDirection Gamesはスウェーデンに拠点を置くインディースタジオだ。ゲーム開発者のRobert Kaufmann氏が個人で運営しているという。同氏は長年、作ったのを誇りに思えるようなゲームを制作してみたいと夢見ていたそうで、夢の実現のために2021年から本作を開発しているという。スタジオとしては本作がデビュー作となり、開発にあたっては『あつまれ!ピニャータ』などのガーデニングゲームから影響を受けているとのことだ。

『Horticular』はPC(Steam)向けに、7月12日配信予定だ。ストアページの表記によるとゲーム内は日本語表示に対応予定。


気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです