ステージ破壊FPS『THE FINALS』新シーズン、個性派武器など新要素いろいろで盛況スタート。京都風マップをぶっ壊したり、カタナを振り回したり
ネクソンは6月13日、チームシューター『THE FINALS』のシーズン3を開始した。開幕に際して、本作はさっそく賑わいを見せているようだ。本作は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに基本プレイ無料にて配信中。
本作は、ネクソン傘下のEmbark Studiosが手がけるチーム対戦FPS。プレイヤーは、バーチャル世界のアリーナで繰り広げられる戦闘ゲームショーの出場者となり、さまざまなゲームモードでの対戦を楽しめる。マップとなるアリーナには、実在のロケーションをモチーフにした環境も用意され、建物を丸ごと吹っ飛ばすなどできる本格的な環境破壊要素が特徴のひとつだ。
先日開幕したシーズン3では、16世紀の京都をモチーフにした新アリーナ「Kyoto 1568」が登場。また、戦国時代の日本の武器にインスパイアされた新武器が全ビルドに追加されるなど、数々の新要素が追加。それを受けてか、アップデート前に比べて同時接続プレイヤー人数も大幅に増加。シーズン3開幕後Steamではピーク時3万以上が遊ぶ賑わいを見せている(SteamDB)。多くのプレイヤーが新要素を体験すべく、本作をプレイしているようだ。
また本シーズンは和風のテイストが全面的に押し出されたシーズンとなっている。追加されたバトルパスの報酬やコスメティックアイテムも鎧甲冑や虚無僧をモチーフとしたものなど、『THE FINALS』らしいポップさと和風のテイストが融合されていると好評を博しているようだ。さっそく実装された新たな武器であるウィンチクローを駆使し、キャッシュアウトを閉所に引っ張りだして安全に確保する、といった新戦術も編み出されている模様。二刀流のカタナの新武器「双刀」を振り回したりと、シーズン3で追加された要素をさっそく楽しんでいるようだ。
また、シーズン3では新たなイベントシリーズとして「ワールドツアー」が登場。一定期間ごとに異なるルールやロードアウト、マップなどを採用したイベントが開催される。シーズン開幕では新しい 「Kyoto 1568」 アリーナを含む3つのマップを舞台に、キャッシュアウトルールで競いあうことになる。ワールドツアーの通算成績に応じたリーダーボードも用意されており、勝利ポイントによってブロンズ、シルバー、ゴールド、までのバッジが取得可能。上位5名のプレイヤーはワールドツアーのトップページにも掲載されるという。カジュアルなルールでありながら白熱するゲームモードとしてこちらもプレイヤーから好評を受けている。
一方で、ランクトーナメントのゲームモードは従来の「キャッシュアウト」から、5対5の「ターミナルアタック」に入れ替わっている。ラウンド制で蘇生・回復不可の1ラウンド1ライフ制という、従来のキャッシュアウトとは異なるより緊張感のあるルールだ(関連記事)。ランクマッチのルールががらりと変わった点については、賛否がわかれる状況もあるようだ。
なお新要素のほかにも、シーズン3の開幕と同時に行われたアップデートではライトビルドやミディアムビルドの体力回復の遅延時間の短縮や、既存の武器やガジェットの調整など、さまざまなバランス調整が加えられている。またPC版では新たにテキストチャット機能も実装。ボイスチャットなしでも味方との連携が取りやすくなるだろう。シーズン3で追加された要素、およびアップデートの詳細については、公式パッチノートを確認されたい。
『THE FINALS』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに基本プレイ無料にて配信中だ。