『オーバーウォッチ2』に「ピンク・マーシー」スキンが期間限定で帰ってくる。大人気スキンが復活、今回も売上は全額募金

Blizzard Entertainmentは6月14日、『オーバーウォッチ2』にて、財団BCRFと募金キャンペーンを立ち上げることにあわせ、マーシーのスキン「ピンク」および「マーシーのローズ・ゴールド・バンドル」が期間限定でリリースすると発表した。

Blizzard Entertainmentは6月14日、『オーバーウォッチ2』について、財団「Breast Cancer Research Foundation」(以下、BCRF)とパートナーシップを組み、募金キャンペーン「Mercy for a Cause」を立ち上げることを発表した。このキャンペーンにあわせて、マーシーのスキン「ピンク」および「マーシーのローズ・ゴールド・バンドル」が6月26日から7月8日の期間限定でリリースされる。

『オーバーウォッチ2』は2016年にリリースされたチーム対戦型アクションシューティング『オーバーウォッチ』シリーズの2作目となる。Blizzard Entertainmentが手がけており、PC/PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに基本プレイ無料で配信中だ。

またBCRFはアメリカに拠点を置く、乳がんの研究支援財団だ。同財団は1993年に設立され、現在まで10億ドル(約1578億円)以上の資金を集め、乳がんの予防および治療の研究促進などに取り組んでいる。


前作にあたる『オーバーウォッチ』でも、2018年にBCRFとの提携が実施。サポートヒーローのマーシーのスキン「ピンク」、いわゆる「ピンク・マーシー」がコラボスキンとして2週間限定で販売された。多くの注目を集めたちまち人気スキンとなったためか、売上は1270万ドル(約20億円)にのぼったという。売上は全額BCRFに寄付されたそうで、これは当時BCRFが1回の募金キャンペーンで集めた寄付金としては最多の金額となっているとのこと。この寄付金によって、「Precision Prevention Initiative」(PPI)と呼ばれる、各個人に適した乳がんの検査方法を実現するための計画が発足、推進されていた。

そして今回、Blizzard Entertainmentは公式ブログにて、『オーバーウォッチ2』のプレイヤー数が1億人を突破したことを報告。プレイヤーへの祝福も兼ねた特別な企画として、募金とゲーム内スキンによる啓蒙活動をおこなうべく、再びBCRFとタッグを組むこととなったようだ。


キャンペーンでは復活を望む声の多かった「ピンク」が当時と同じ税込1620円の価格で復活。加えて、新スキン「ローズ・ゴールド」や武器スキン、スプレー、アイコンなどを同梱した「マーシーのローズ・ゴールド・バンドル」も販売される。価格は税込2680円となる。期間は日本時間6月26日から7月8日までとなっており、税金などを引いた売上金のすべてが乳がんの研究支援にあてられるとのこと。復刻しているこの期間に購入してみるのもいいだろう。また、スキン購入以外の手段でもBCRFの活動をサポートしたい人は、BCRFの公式サイトにて、チャリティー配信用のツールキットがダウンロードできたり、募金をおこなったりすることが可能となっている。

オーバーウォッチ2』はPC/PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに基本プレイ無料で配信中。マーシー用スキン「ピンク」と「マーシーのローズ・ゴールド・バンドル」はそれぞれ税込で1680円と2680円で、日本時間6月26日から7月8日までの期間限定で販売される。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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