命がけタマゴ縄跳びクリッカー『Ells Tales: Egg』イライラ不穏デスゲームとして好評スタート。“殺人ニワトリ”が見守る部屋から謎を解き脱出をはかる

インディーデベロッパーのElls&Pillsは6月8日、『Ells Tales: Egg』をPC(Steam)向けにリリースをした。価格は235円(税込)。本作はさっそく好評を博している。

インディーデベロッパーのElls&Pillsは6月8日、『Ells Tales: Egg』をPC(Steam)向けにリリースをした。価格は235円(税込)。本作はさっそく好評を博している。

Ells Tales: Eggはホラー要素のあるクリッカーゲームだ。主人公は薄暗い謎の小屋で両手を金具に固定され、動くことができない。唯一取れるアクションは、左右の手元にあるボタンを押すことだけだ。右のボタンを押すと、ニワトリに見張られながらの卵の“命がけの縄跳び”が始まる。縄跳びをしている最中は、ニワトリが邪魔をしてプレイヤーのミスを誘ってくる。ミスして卵を割ってしまうと、主人公はニワトリに襲われて死んでしまうのである。

主人公が閉じ込められている部屋の壁には謎の文字が書かれているほか、散弾銃やスイッチと思しき物が置かれている。プレイヤーは一度ミスすると死んでしまう命がけの縄跳びをこなすと同時に、部屋から脱出をするために手がかりを探し謎を解かねばならないのだ。主人公は無事、ニワトリだらけの異質な空間から逃れられるのだろうか。

 


本作は本稿執筆時点で、Steamユーザーレビュー53件中98%が好評とする「非常に好評」のステータスを獲得している。クリッカーゲームにホラー演出や脱出ゲームのような要素が組み込みこまれている独特なゲーム性が評価を得ている。また卵で縄跳びをしミスをするとニワトリに殺される、といった謎めいた世界観や1、2時間で終わる手軽さも好評につながっているようだ。

本作は英語以外にも日本語、韓国語、ロシア語など多くの言語に対応。作者のElls&Pills氏によれば、本作は主にアジア圏で人気が高いとのこと。YouTubeで検索をしてみると、本作に関する日本語の動画も複数見られる。「卵を縄跳びさせる」というシュールな見た目もあいまって、幅広い国のプレイヤーに親しまれているようだ。

また、Ells&Pills氏は本作の好評を受け、本作の続編を発表する予定であると明かしている。本作同様、ホラーと他ジャンルをかけ合わせた作品となるそうだ。ほかにも『My Last Appointment』という作品も制作中とのこと。今後の発表にも注目したいところだ。

https://twitter.com/ellsnpills/status/1750974537683087470

『Ells Tales: Egg』はPC(Steam)向けに配信中。価格は235円(税込)となっており、6月22日まではリリース記念セールとして10%オフでの購入が可能となっている。

Rikuya Melichar
Rikuya Melichar

ゲームだいすき。独特の世界観や没入感があるゲームが好きで、気付いたら流行りのゲームを尻目にずっと遊んでたりします。

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