自作車両サンドボックスレース『Screw Drivers』Steamにて6月20日早期アクセス配信へ。パーツから車両を組み立て爆走、物理演算で描かれるレース・スタント・クラッシュ

パブリッシャーのHeadupは6月12日、『Screw Drivers』について、6月20日に早期アクセス配信を開始することを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

パブリッシャーのHeadupは6月12日、『Screw Drivers』について、6月20日に早期アクセス配信を開始することを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Screw Drivers』はサンドボックスレーシングゲームだ。本作の舞台となるのは、レースの王族(racing royalty)が住む孤島。どうやら島では速い車が好きな王や、クラッシュが好きな王など、さまざまな王族が暮らしているようだ。プレイヤーはそんな島で、自分自身で自由に組み立てた車両を操作してタイムアタックやスタント、破壊などをおこなうことになる。

ゲームプレイとしては、王たちにスピードやアクロバットを見せつけることでポイントを獲得することができ、指定された値以上のポイントを獲得すると、各種パーツがアンロックされていく。そうして得たパーツで、さらに自分の車を独自にチューンアップしていくのだ。


車両のカスタマイズでは、さまざまなパーツを利用可能。動力にはモーターや内燃機関が存在しており、タイヤなども走路の種類に適した複数のタイプが用意されている。ほかにもダウンフォースを獲得するウィングやギア比を変更するための歯車、衝撃にも耐えうるアーマーなどもある。

また本作の車両の挙動には物理演算が用いられており、カスタマイズにおいてもエンジンから得た動力をタイヤに伝えるため、駆動系の設計もプレイヤー自身で行う必要があるようだ。スピードを追い求めたり、見た目を重視してみたり、プレイヤーの好みによって自由なカスタマイズができるだろう。Steamワークショップにも対応しているようで、他プレイヤーの作った車両を参考にアレンジを加えることもできそうだ。

本作は約9か月の期間、早期アクセスでの配信がおこなわれる予定だ。正式リリースに向けては、キャンペーンモードの追加を予定。オンラインでのマルチプレイヤーモードにも対応する予定だそうだ。


本作を手がけるのは、ドイツに拠点を置くCreactstudiosだ。同スタジオは、企画の管理とプログラミングを担当するSimon Blasen氏と、サウンドやアート、ゲームデザインを担当するMarc Bendt氏の2人によって創設された。2人は学生時代から5年間タッグを組み、2023年にCreactstudiosとしてスタートしたそうだ。過去にはアクションレースゲーム『Cube Racer』やロケット制御シミュレーション『Roopocket』などを手がけている。本作についても、物理演算を用いたゲームデザインや、レースゲームのジャンルを過去に手がけたスタジオが贈る、新たなサンドボックスレーシングゲームとなりそうだ。

『Screw Drivers』はPC(Steam)向けに6月20日早期アクセス配信予定だ。なおストアページでは現在デモ版がダウンロード可能だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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