『ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者』ゲームプレイ映像ついに初公開。アクション性の高い戦闘や自由な選択肢などたっぷりお披露目

BioWareは6月12日、『ドラゴンエイジ』シリーズ新作『ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者(Dragon Age: The Veilguard)』のゲームプレイ映像を初公開した。

BioWareは6月12日、『ドラゴンエイジ』シリーズ新作『ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者(Dragon Age: The Veilguard』のゲームプレイ映像を初公開した。本作は2024年秋に発売が予定されており、対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PlayStation/Xbox Series X|S。

『ドラゴンエイジ』シリーズは、BioWareが手がけるファンタジーRPGシリーズだ。2009年発売の『ドラゴンエイジ: オリジンズ』を皮切りとして3作品がメインシリーズとして展開されている。『ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者』は、『ドラゴンエイジ』シリーズの最新作となる。

本作では過去作と同様に、セダスの大地を舞台に冒険が繰り広げられることになる。セダスにはかつてない新たなリーダーが必要とされているといい、プレイヤーは来たる嵐に立ち向かう仲間たちを集め、チームとしてまとめ上げることとなる。仲間としては探偵、魔術師殺し、ドラゴンハンターなど7人の個性的なキャラが登場。冒険を共にする中でプレイヤーがゲーム内で下した決断が、そのキャラとの関係、ひいてはキャラの人生にさえ影響を与えることとなるようだ。

今回、初めて本作のゲームプレイ映像が公開されたかたちとなる。映像ではゲームの冒頭から15分以上にわたる本編のプレイ内容が紹介されている。街は儀式によりヴェイルの亀裂から出てきた悪魔たちや敵対的なカルト集団であるヴェナトリに襲われており、儀式を止める必要があるようだ。そしてその儀式を引き起こしたのは「ソラス」という男だという。

プレイヤーは仲間の一人ヴァリックと共に儀式を止めるためソラスを見つけ出すことになるようだ。主人公はルークという名前のようで、外見のほか、クラス、性別などを選択可能のようだ。ルークがどの派閥に属するかを選択することで、異なる物語や会話が展開されるという。

 


戦闘においては、映像では剣と弓、魔法を使い戦う姿が確認できる。今作で特徴的なのはドッジなどの回避行動や、剣で敵の魔法を受け流すアクションだ。敵の攻撃には予兆範囲のようなものも表示。防御行動が重要になる、よりアクション性の高い戦闘となっているようだ。トレイラーでは大型の敵「傲慢の悪魔(Pride Daemon)」との戦闘も描かれている。

戦闘で使うアビリティはアビリティ・ホイールから選択することもできる。アビリティ・ホイールを使う場面では時間が停止。ゆっくりと考えながらアビリティを選択したり、仲間に指示を出したりすることができるという。シリーズのもつ戦闘のタクティカル性も踏襲した内容となっているようだ。


また、会話の中では選択肢が登場。『ドラゴンエイジ: インクイジション』のように、ホイール上の選択肢から自身の選択を選ぶことができる。場面によって友好的な選択肢や威圧的な選択肢が選べるようだ。また過去作と同様、選んだ選択肢には仲間が支持を表明したり、不満を示したりする模様。また重要な選択肢では、同行する仲間を選ぶ場面も。プレイヤーの選んだ選択によって仲間との関係性や物語が大きく左右される『ドラゴンエイジ』シリーズの特徴は本作でも健在のようだ。

トレイラーの最後ではこの惨状を引き起こした元凶であるソラスと対峙することになる。彼は『ドラゴンエイジ: インクイジション』にて仲間として登場したキャラクター。ネタバレになるため詳細は伏せるものの、本作の発表時の原題である「Dread Wolf(戦慄のオオカミ)」は彼のことを示唆している。本作においても重要な立ち位置となるキャラクターになりそうだ。彼がどういった経緯でこのような凶行に及んだのかが本作で描かれるのだろう。壮大な『ドラゴンエイジ』シリーズのストーリーの繋がりを示唆する内容になっていた。


ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PlayStation/Xbox Series X|S向けに2024年秋発売予定だ。

Jun Namba
Jun Namba

埼玉生まれBioWare育ちです。悪そうなやつはだいたいおま国でした。RPG全般が好きですが、下手の横好きでいろいろなジャンルに手を出しています。

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