パブリッシャーのFireshine Gamesは6月10日、Pugstormが手がける『Core Keeper』の8月27日の正式リリースに向け、コンテンツ内容をお披露目するトレイラーを公開した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびNintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S。本作は現在PC(Steam)向けに早期アクセス配信中で、日本語表示に対応している。
『Core Keeper』は地下洞窟を舞台とするサンドボックス・サバイバルゲームだ。プレイヤー人数は1~8人までで、シングルでもマルチでも楽しめる内容となっている。プレイヤーは地下世界に落ちてしまった探索者となり、資源を確保し、装備や拠点を整えながら、各バイオームを牛耳るボスに挑戦。さらなる深みへと足を踏み入れ、謎を秘めた地下世界にて生き延びていく。
本作を開発するPugstormは、このたび公開されたコンテンツお披露目トレイラーと共に、Steam向けにコンテンツ内容の一部を発表している。発表によると正式リリース版バージョン1.0で『Core Keeper』はワールド生成が刷新されるとのこと。ワールド生成のパラメーターも調整可能となり、鉱石の密度を調整したり、生物の出現方法を変更したり、などが可能となるようだ。またワールドのシード値が閲覧・共有が可能となるようだ。特異なワールドが生成できたら、プレイヤー同士で共有しあうという楽しみもできそうだ。
バージョン1.0では、ストーリーにも大きな進展がみられるようだ。本作の物語の“核”である「コア」の秘密がついに明らかにされるという。プレイヤーが地下に送り込まれた理由なども紐解かれていくとのことだ。
『Core Keeper』のマルチプレイにおいては、PvPシステムが追加される予定とのこと。バージョン1.0においては、チーム同士が生き残りをかけた「チーム戦」、プレイヤー同士が純粋に戦い合う事のできる「デスマッチ」も可能となるようだ。PvPの設定はゲームのポーズメニューから随時切り替えが可能となるため、プレイヤーやホストの気分次第でPvPのオプションを変更することが可能となる。
さらにバージョン1.0からは、新たな戦闘スタイルである「魔法使い」と「黒魔術師」が実装されることも発表されている。魔力を使う新たな戦闘スタイルにおいては、杖による攻撃や古代学術書を利用したミニオンの召喚などが可能。新たなチカラの源である「マナ」を利用しながら戦闘をおこなうこととなるようだ。
また拡大を続けるワールドに対応するため、バージョン1.0からは「ウェイポイント」が実装されるようだ。ウェイポイントは地下に自然発生するテレポーターのようなもので、プレイヤーはウェイポイント間を移動することが可能。駅のように機能するウェイポイントの実装により、プレイヤーは地下空間での移動が容易になることだろう。
『Core Keeper』のエンドコンテンツであるダンジョンは、コアから遠く離れた「通路」に存在するようだ。通路にはバージョン1.0から追加される新たな最重要資源の「パンドリウム」が眠る。プレイヤーはパンドリウムを収集するため、新たに登場する危険な植物や異界の生物たちと戦闘を繰り広げることとなるようだ。
新たに追加されるボスである「ヒドラ」種は少なくとも3体登場する見込みだ。自然を司る「ドルイドラ」、氷を司る「クライオドラ」、そして溶岩を司る「ファイドラ」が発表されている。それぞれの特性にあわせた戦闘スタイルなどにも注目したい。また新種の家畜生物に加え「サブテリア」「スライムJr」といったペットが登場。「フェロモス」、「クマモコムシ」、「ドードー」などの可愛らしい生命体にも出会えるようだ。
ほかバージョン1.0では、さらにバグ修正やパフォーマンスの最適化などのQoL改善も実施予定。詳しい内容については、正式リリース配信後のパッチノートに期待しよう。
『Core Keeper』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中で、8月27日に正式リリース予定。同時期にNintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売される見込みだ。