宇宙コロニー船運営シム『Generation Exile』発表。巨大な「世代宇宙船」に持続可能な都市をつくり、数百年におよぶ宇宙の旅を見守る

Sonderlust Studiosは6月10日、『Generation Exile』を発表した。世代宇宙船を運営する、ターン制の街づくりゲームだ。

デベロッパーのSonderlust Studiosは6月10日、『Generation Exile』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページ表記によると、2025年にリリース予定だ。

本作は、ターン制の街づくりゲームだ。舞台となるのはいわゆる世代宇宙船。都市や自然環境を備えた巨大な宇宙船にて、プレイヤーはコロニーを存続させることを目指す。船内に暮らすキャラはゲーム開始時に自動生成。それぞれ性格や特徴が異なるため、プレイのたびに異なる数百年にわたる物語が紡がれるという。


『Generation Exile』における世代宇宙船は存続の危機に瀕しているといい、プレイヤーは乏しい資源をやりくりしながら建て直しを図ることになる。非効率的な建物を解体して、資源を再分配するのだ。また廃棄物から新たな資源を創出する、持続可能な循環型経済の構築も重要になるという。

また本作では先述のとおり船内にさまざまなキャラが存在。才能ある専門家を結集させれば、課題に対処することもできるそうだ。ただしそれぞれが独自の意見をもっているといい、一筋縄ではいかないこともある模様だ。

さらに本作ではプレイヤーの下したさまざまな選択、そして人々への接し方によって船内で起こるイベントは変化。さらに船内の人々は家族を形成し、プレイヤーの決断も子孫へと語り継がれていくという。船内の人々から信頼を得ることも、宇宙船のスムーズな運営に繋がるのかもしれない。

 


本作を手がけるのはSonderlust Studios。過去にCampo Santoにて『Firewatch』のゲームデザイナーを務めたNels Anderson氏が率いるスタジオだ。またスタジオ内には、『バルダーズ・ゲート3(Baldur’s Gate 3)』や『Far Cry 5』『Far Cry 6』といった大作に携わったスタッフも在籍しているとのこと。完全リモートのスタジオだそうで、世界各地の実績あるスタッフによって構成されているようだ。『Generation Exile』はそんな同スタジオにとっての初開発作品とみられる。世代宇宙船という特徴的な設定の都市建設ゲームとして注目されるところだろう。

『Generation Exile』はPC(Steam)向けに2025年にリリース予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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