最大4人協力対応・超常現象調査FPS『Phantom Line』正式発表。核戦争勃発後に連絡が途絶えた研究施設を調査


デベロッパーのAntistatic Studiosは6月10日、FPS『Phantom Line』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。

本作は、超常現象をテーマにしたFPSだ。ソロプレイおよび最大4人協力プレイに対応。これまで「HORNET」というコードネームで呼ばれていた作品で、このたび正式タイトルと共にゲーム概要が公表された。


『Phantom Line』にてプレイヤーは、Mortfield Industriesという謎の巨大企業に所属する特殊部隊のオペレーターとなり、この企業の研究施設のひとつへと向かう。その施設は、国際的な緊張状態と不可解な現象が確認されている東欧地域に存在し、核戦争が勃発した後に連絡が途絶えたことから、オペレーターが調査のために派遣されることとなったのだ。

オペレーターに課せられたミッションは、現地で発生しているという超常現象を捜索し封じ込めること。ただ、その現象によって民間および軍に死傷者が発生しており、現場は生き地獄と化しているという。プレイヤーは、Mortfield Industriesが開発したH.U.S.K.と呼ばれる意識転送機能による、偵察や陽動、おとりなどのコマンドを戦略的に活用。現場の状況にあわせて即座に対応していくことが求められるそうだ。


本作は、ミッションに挑戦しては死に、ふたたび挑むことを繰り返すゲームプレイになる模様。超常現象を封じ込めるとQuintessenceと呼ばれる資源を入手でき、これを集めることでオペレーターの身体をアップグレードできるそうだ。またミッション中には、体力を維持するために野生動物を狩って料理することも求められる。現場では、利用できるものは何でも利用することになるとのこと。

このほか、プレイヤーの拠点として原子力砕氷船が存在。ここでは、オペレーターの身体や装備、およびH.U.S.K.のカスタマイズが可能だ。また、武器などの装備品を飾っておける船室のカスタマイズ要素も用意されるという。そしてブリーフィングを受けてミッションへと挑むこととなる。ミッションにおいては、超常現象である時空の裂け目やモンスター的な存在などだけでなく、深まる国際的な対立にも対処することになるそうだ。


『Phantom Line』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。なお、本日から海外時間6月18日にかけてプレアルファテストが実施されており、公式Discordサーバーにて参加者の募集がおこなわれている。