サイバーパンク犯罪捜査ゲーム『Nobody Wants to Die』7月17日発売へ。“時間を操る”デバイスで過去を覗き見、連続殺人鬼を追うアドベンチャー

パブリッシャーのPLAIONは6月9日、サイバーパンク犯罪捜査ゲーム『Nobody Wants to Die』の新トレイラーを公開。本作を7月17日に発売すると発表した。

パブリッシャーのPLAIONは6月9日、サイバーパンク犯罪捜査ゲーム『Nobody Wants to Die』の新トレイラーを公開。本作を7月17日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S。Steamストアページ表記によると、ゲーム内インターフェイスは日本語表示に対応予定だ。

『Nobody Wants to Die』はサイバーパンクな世界観をもつ犯罪捜査アドベンチャーゲームだ。本作の舞台となるのは2329年のニューヨーク。技術進歩の結果、人類は自身の記憶や意識をメモリーバンクに預けることで身体のみを交換することが可能となっている。しかし、技術的恩恵にあずかれるのは富を蓄える富裕層に限られていた。本作は永遠の命が実現し、モラルが天秤にかけられたディストピア的な世界観で描かれている。

『Nobody Wants to Die』の物語は、刑事であるジェームズ・カラの視点をメインとして描かれることとなる。大都市の支配層を標的とする連続殺人鬼の正体を突き止めるため、ジェームズは若き警官サラ・カイと共に捜査へと乗り出していくこととなる。プレイヤーはジェームズがもつ「時間を操るデバイス」などの高度な技術を駆使して犯人を追い詰めていくが、物語は富裕層が隠す“闇”をも明らかにしていくこととなるようだ。

このたび新たに公開されたゲームプレイ映像からは、ジェームズが犯罪捜査に使用するデバイスを確認することができる。時を操る技術は腕輪のような形をしており、巻き戻し映像のようにプレイヤーは身の回りの“過去の姿”を見ることができるようだ。また、物体の下を調べることができる高度な「X線技術」や、血痕を調べるためのUVランプも確認できる。現代でも使われている捜査技術と、近未来の高度な捜査技術が入り混じったゲームプレイとなるようだ。


『Nobody Wants to Die』はゲームエンジンにUnreal Engine 5を採用。写実的なグラフィックで描かれる、サイバーパンクな雰囲気をまとう大都市のビジュアルも注目を集めているようだ。支配層に牛耳された世界の闇と、それを照らし出すネオンライトの煌々とした光が印象的な大都市において、主人公がどのような物語を紡いでいくのか注目したい。

本作を手がけるのはポーランドに拠点を置くCritical Hit Gamesだ。本作は同スタジオの初開発作品で、Epic Gamesのクリエイター支援プログラム「Epic MegaGrants」や、ポーランド共和国文化・国家遺産省から助成金を受けながら開発が進められてきたとのこと。開発チームには過去にトリプルA(大規模開発)ゲームに携わってきたクリエイターが在籍しているとのこと。


『Nobody Wants to Die』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに7月17日に発売予定。リッチなグラフィックで描かれる近未来サイバーパンク捜査に挑戦してみたい人は、ぜひ本作をウィッシュリストに加えてみてはいかがだろうか。

Mayo Kawano
Mayo Kawano

豪州在住の薬剤師およびにゲーム翻訳者。サバイバルクラフトゲームを主食として、ステルスゲームはデザートとする。

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