クトゥルフ漁業RPG『DREDGE』大型DLC「The Iron Rig」8月15日配信へ。謎の大企業と共に、深海に潜む“恐るべき太古の秘密”に迫る


パブリッシャーのTeam 17は6月9日、『DREDGE』のDLC「The Iron Rig」を8月15日に発売すると発表した。謎の大企業アイアンヘイブンを巡る、新たなストーリーが描かれるという。

本作は、トロール船を操縦し不気味な雰囲気の海を探索する漁業アドベンチャーゲームだ。対応プラットフォームはPC(Steam/GOG.com)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S。プレイヤーは舞台となるマローズ諸島の近海で漁をおこない、釣った魚を地元民に売ったりクエストをこなしたりし、船をアップグレードしてさらに探索をおこなう。また、本作は「クトゥルフ神話」などに代表されるコズミックホラー要素をもつことも特徴となる。


本作に向けたDLC第2弾となる「The Iron Rig」は、当初2023年第4四半期にリリース予定だったものの延期。今回、8月15日に配信されることが決定されたかたちだ。本DLCでは、拡張可能な新拠点や新たなストーリーなどが導入されるという。トレイラーを見るに、主人公は謎の大企業アイアンヘイブン社の海洋プラットフォームを訪れ、同社に物資や魚を提供しながら研究に協力していくことになる模様。同社をサポートすることで、新たなアイテムやガジェットをアンロックしていくことが可能。そうして深海で密かに脈動する恐ろしい太古の秘密や、アイアンヘイブン社の真の目的に迫っていくことになるようだ。

新要素としては50種類以上の新たな魚や、さらなる大型化・改良が可能な新たなティアの船体のほか、新たなティアの装備をクラフトできるようになるとのこと。既存のエリアを巡りながら目的を果たしていくことになるものの、謎の黒い液体(dark liquid)の浸食を受けて危険なエリアに変貌を遂げる場所もあるという。なおDLCのストーリーは任意のタイミングでスタート可能で、2~5時間のボリュームが想定されているそうだ。

このほか8月15日には「Complete Edition」が発売されることも発表されている。DLC「The Iron Rig」をもって新展開はひと区切りがつけられるようだ。なお本作は2023年3月に発売され、高い評価や人気を獲得。そこから半年で売上は100万本を突破するなど、大ヒットをおさめた。今年4月には実写映画の製作が発表されており(関連記事)、シリーズの今後は注目されるところだろう。

『DREDGE』は、PC(Steam/GOG.com)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに配信中だ。DLC「The Iron Rig」は8月15日に配信予定。