ティーハウス経営アドベンチャー『WANDERSTOP』発表。『The Stanley Parable』開発者らが手がける、力を失った魔女の紅茶栽培スローライフ

パブリッシャーのAnnapurna Interactiveは6月8日、ティーハウス経営アドベンチャー『Wanderstop』を発表した。

パブリッシャーのAnnapurna Interactiveは6月8日、ティーハウス経営アドベンチャー『Wanderstop』を発表した。発売は2024年を予定しており、対応プラットフォームはPC(Steam)/ PlayStation 5。Steamストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定。

『Wanderstop』は物語主導のティーハウス運営アドベンチャーだ。主人公は、力を失った魔女アルタ。ゲームプレイでは紅茶の材料を栽培して収穫、不思議な製法で材料を配合して、紅茶を淹れて客に提供することになるようだ。発表されている映像では紅茶の材料となるのであろうさまざまな植物を庭に植えている姿も確認できる。

またアルタの経営するティーハウスにはさまざまなキャラクターが客として訪れるという。客との会話で彼らの境遇を知り、それぞれにふさわしい配合でお茶を淹れることが求められるとのこと。公開されているトレイラーではサイフォンのようなものを使用し、紅茶を淹れている姿も確認できる。

ティーハウスの休憩時間には店の掃除をしたり、自分のスタイルに合わせてティーハウスの模様替えをしたりすることもできるそうだ。ただベンチに座って紅茶を飲み、アルタ自身の心の声に耳を傾けることもできる。

 


本作の主人公である魔女アルタは、かつては右に出る者のいなかった世界最強の戦士だったという。どのような経緯があったのかは不明なものの力を失ってしまい、ティーハウスの経営は彼女の本意ではないというようなかたちがストアページやトレイラーからは仄めかされている。ティーハウスを訪れる客との交流を通じて、力を失った過去が明かされたり、彼女の心が動くような物語が展開されたりするのだろうか。

『Wanderstop』の開発を手がけるのはIvy Road。同スタジオには『The Stanley Parable』『The Beginner’s Guide』のクリエイターであるDavy Wreden氏、『Gone Home』を手がけたKarla Zimonja氏、『Minecraft』の楽曲制作を担当したDaniel “C418” Rosenfeld氏などの豪華クリエイターが参加しているという。本作を通してどのような物語が描かれるのか期待したい。

『WANDERSTOP』は2024年PC(Steam)/ PlayStation 5向けに発売予定だ。

Jun Namba
Jun Namba

埼玉生まれBioWare育ちです。悪そうなやつはだいたいおま国でした。RPG全般が好きですが、下手の横好きでいろいろなジャンルに手を出しています。

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