「ハリー・ポッター」のクィディッチゲーム『Harry Potter: Quidditch Champions』9月3日リリースへ。オンライン協力・対戦対応、『ホグワーツ・レガシー』所有者向け特典も用意

WB Gamesは6月8日、スポーツゲーム『Harry Potter: Quidditch Champions』を9月3日にリリースすると発表した。「ハリー・ポッター」の架空のスポーツ「クィディッチ(Quidditch)」を題材にしたオンライン対戦ゲームだ。

パブリッシャーのWB Gamesは6月8日、スポーツゲーム『Harry Potter: Quidditch Champions』を9月3日にリリースすると発表した。対応プラットフォームPC(Steam/Epic Gamesストア)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch。

『Harry Potter: Quidditch Champions』は、作家J・K・ローリング氏の小説「ハリー・ポッター」や、その映画シリーズなどに登場する架空のスポーツ「クィディッチ(Quidditch)」を題材にしたオンライン対戦ゲームだ。ソロもしくはフレンドなどとチームを組んで楽しめるという。


原作でのクィディッチは、1チーム7人構成で試合に出場し、いわゆる魔法のほうきに乗って競技場の空中を舞台に対戦。クアッフルと呼ばれる大きな赤いボールを奪い合い、相手チームのゴールに入れると10点獲得となる。また、羽根があり自在に飛び回る小さなボール・スニッチを捕獲できると150点が与えられ、試合が決する。ほかにも、選手をほうきから落とそうとするブラッジャーという鉄のボールも存在し、チーム内ではそれぞれのボールに対応したり、キーパーを務めたりといったポジション分けがなされる。

本作のゲームプレイの詳細は不明ながら、公式FAQによるとソロプレイのほか、オンライン協力プレイやオンライン対戦機能も用意されるとのこと。また少額課金要素(microtransactions)がないことも明言されている。トレイラーではハリー・ポッターとみられるキャラなども見られ、原作キャラも登場するのかもしれない。

本作を開発するのは、アメリカ・ロサンゼルスに拠点を置くUnbroken Studios。『Call of Duty』シリーズや『Battlefield』シリーズなどに携わった経験をもつベテラン開発者が所属するスタジオだ。自社IPである『Fantastic Plastic Squad』や『Fractured Lands』を手がけたのち、WB Gamesと提携。本作は2023年4月に発表され、開発が進められてきた。なお『Harry Potter: Quidditch Champions』は、魔法ワールドのゲーム作品を専門に扱うWB GamesのレーベルPortkey Gamesから販売される。

なお本作では、オープンワールドアクションRPG『ホグワーツ・レガシー』の所有者向けに特典が提供予定。ホウキのスキンである「Moontrimmer Broom Skin」など、装飾アイテムが複数用意されるようだ。WB Gamesのアカウントにて『ホグワーツ・レガシー』を所有している状態であれば、特典が提供されるとのことだ。

Harry Potter: Quidditch Champions』は、9月3日にPC(Steam/Epic Gamesストア)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けにリリース予定だ。PS Plus加入者向けにはリリース初日から提供される見込みとのことで、同月のフリープレイ対象となる予定なのだろう。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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