オンライン2v2メカ少女アクション『星の翼』、日本語対応&アジアサーバー開設。“VS風メカ少女バトル”、日本からも安定した回線で遊べるように

 

盛天ゲーム(盛天游戏)は6月6日、『星の翼』のアジアサーバーを開設した。あわせて本作は日本語への対応も果たしている。本作の対応プラットフォームはPC(Steam)。

『星の翼』は3D対戦アクションゲームだ。1対1または2対2で戦闘が展開される。プレイヤーキャラとなるのはメカに身を包んだ少女たち。サソリの尾のようなメカや翼のようなメカなど、個性豊かなメカと戦闘スタイルを備えた少女たちによる戦いが繰り広げられる。

本作は“GVGLIKE格闘ゲーム”と標榜されており、3D対戦アクションゲーム『機動戦士ガンダム VS.』シリーズからの影響が色濃くうかがえるゲームシステムが特徴。射撃や格闘コンボ、ブーストといったアクションを駆使してハイスピードなバトルが展開される。

また相手のコストをゼロにすることを目指すルールも『機動戦士ガンダム VS.』シリーズと同様。性能の高いキャラはそのぶん高コストとなり撃破された際に大きなリスクを伴う。タッグで戦う場合は味方のコストも考えてキャラを選ぶ必要があるだろう。

本作は2024年4月25日に基本プレイ無料にて配信開始。当初の対応言語は中国語のみであったものの、日本語ユーザーからも好評とするユーザーレビューが複数投稿されていた。Steamにて基本プレイ無料で遊べる作品であり、人気シリーズながらアーケード向け展開が主流の『機動戦士ガンダム VS.』シリーズを踏襲したシステムなどからか、一部国内ユーザーの注目を集めていたようだ。一方でサービスは中国向けとなっており、回線の相性などから日本などのユーザーと中国のユーザーはVPNなどを利用しないと快適な対戦が難しい場合もあった。


今回のアップデートではSteamのサーバーが中国香港に移行されたといい、アジア地域のプレイヤーはVPNを使用せずに安定してサーバーに接続可能になったとのこと。さらにゲームに言語設定が追加され、日本語や英語を含む5つの言語に対応しているそうだ。なお翻訳については改善中とのことで、表現に誤りがある可能性もあるという。今後できるだけ早い解決に取り組むと案内されている。なお本作ではキャラクターボイスはかねてより日本語に対応しており、日本語の吹替ボイスが収録されている。

ちなみに本作のSteamユーザーレビューは本稿執筆時点で410件中好評率57%の「賛否両論」ステータス。日本語ユーザーからは主に先述した回線問題などが課題として指摘されていた。一方で根強い人気を誇っており、アジアサーバー開設や日本語対応によって、新たな賑わいを見せるかどうかも注目されそうだ。

『星の翼』はPC(Steam)向けに基本プレイ無料で配信中だ。