ほのぼのお料理メトロイドヴァニア『マジカルデリカシー』7月16日リリースへ。一人前の魔女を目指し探索で食材を集め料理を提供、アクション苦手でも安心のオプションつき

Whitethorn Gamesは6月4日、『マジカルデリカシー』を7月16日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch。Xbox Game Pass向けにも提供される予定。

パブリッシャーのWhitethorn Gamesは6月4日、『マジカルデリカシー(Magical Delicacy)』を7月16日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Microsoft Store)/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch。Xbox Game Pass向けにも提供される予定。本作は日本語表示に対応する。

『マジカルデリカシー』はメトロイドヴァニア風と謳われている、2Dのプラットフォーマーだ。舞台となるのは魔法のある世界の、冒険者たちが住まう崖上の港町グラット。冒険者たちは、謎に満ちた未開の島を開拓するために集まっているそうだ。主人公は、王国北部のウルポートという土地からグラットに来たフローラ。彼女はグラットにいるという魔女の話を聞き、21歳の誕生日に、一人前の魔女になる夢を叶えるべくグラットに旅立つこととなる。


ゲームプレイとしては、町を歩き回ったり、塔や城壁、洞窟を探検したりといった探索要素が特徴。ゲームを進めることで、フローラが魔女として成長していき、移動能力が向上するという。探索において近道を見つけ、これまで行けなかったところにも行けるようになるといったこともできるようだ。

またフローラは魔法を使った料理が可能。さまざまな食材を使いつつ、客のリクエストに応えられるような料理を作るのだ。料理を作るにあたっては、レシピが存在しているものの、それを忠実に再現するかどうかはプレイヤー次第。アレンジを加える、オリジナル料理の考案をおこなうなどして、客に満足してもらえる料理を作り上げることが重要になりそうだ。

なお本作の設定においては、アクセシビリティとして、動く足場などに代表されるアクション部分を簡易化してくれる設定が存在。ほかにも調理や収穫の際のミニゲームがスキップできる。アクションゲームが不得意というプレイヤーでも取っつきやすいシステムとなっており、ゲームの操作に慣れていなくとも、十分にプレイを楽しむことができるだろう。


本作の開発を手がけるのはSkaule。ドイツ・ハンブルク出身のゲーム開発者兼イラストレーターのSteven Kaule氏によるインディーゲームデベロッパーだ。本作は同スタジオの手がける初めての商業的作品として2020年6月より開発がおこなわれており、昨年2月に開催された「Whitethorn Games 2023 Winter Showcase」にて正式発表。そしてこのたび、発売日が決定したかたちだ。

『マジカルデリカシー(Magical Delicacy)』はPC(Steam/Microsoft Store)/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch向けに7月16日リリース予定。なおXbox Game Pass向けにも提供される予定だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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