国産ゴア満載ホラーゲーム『クルーエルティ』Steamにて6月18日配信へ。凄惨な悪夢の屠殺場を進む、謎解きとサバイバル

ゲーム開発者838S MANIACS氏は6月4日、『CRUELTY(クルーエルティ)』のリリース日を正式発表した。屠殺場を舞台とする、和製スプラッター・ホラーゲームである。

国内の個人ゲーム開発者838S MANIACS氏は6月4日、『CRUELTY(クルーエルティ)』のリリース日を正式発表した。本作はPC向けに発売予定となっており、Epic Gamesストア/itch.ioで6月14日、Steamで6月18日にリリース予定。発表にあわせて、トレイラーも公開されている。

『クルーエルティ』は、狂気が支配する屠殺場を進んでいく、和製スプラッター・ホラーゲームである。本作の舞台は、地獄のような悪夢の世界だ。本作の主人公は、ある時事故に遭い、気がつくと悪夢の世界に迷い込んでいた。狂気が支配する屠殺場には、異形のモノたちが生息しており、逃げ場のない恐怖が待ち受けている。プレイヤーは生き残るため、謎を解き明かしながら先へと進行。凄惨な光景の中を進んでいく、恐怖が描かれる。


悪夢の世界でのサバイバルは、ホラーゲームとして展開されていく。本作のゲームプレイでは、敵との戦闘は存在しないようだ。プレイヤーは敵から逃げたり、隠れたりしながらステージ上を探索。謎を解き明かすことで、攻略を目指すようだ。また本作では、ゴア表現や恐怖演出によって、悪夢の世界を凄惨に表現。フルボイスを採用し、映画のようなムービーシーンも用意されている。本作ではグラフィックや演出によって、恐怖が臨場感をともなって展開されるのだろう。公称プレイ時間は30分から60分ほど。難易度の選択機能も搭載されているそうだ。

 


本作を手がけている838S MANIACS氏は、国内の個人ゲーム開発者だ。過去作としては、ホラーゲーム『愛莉澄』が配信中。2022年6月には『猟奇の日本』を早期アクセスとして配信開始していたが、現状の品質・開発体制ではユーザーの期待に応えられないとして、2022年7月に配信中止となっていた。

838S MANIACS氏のX(旧Twitter)アカウントによれば、同氏は『猟奇の日本』から反省し、1年間ゲーム会社に就職して、業務でUnreal Engine 5を勉強してきたとのこと。本作『クルーエルティ』は、そうした反省や成長した技術も込められた作品となっているのだろう。


『クルーエルティ』は、Steamにて6月18日、Epic Gamesストア/itch.ioにて6月14日リリース予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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