Nintendo Switch版『百英雄伝』、最新アプデで「パフォーマンス優先モード」など実装。パフォーマンス向上・ロード時間短縮など、より快適に遊べる選択肢に

 
*画像は公式サイトより

505 Gamesは5月24日、Rabbit&Bear Studiosおよびフレイムハーツが手がける『百英雄伝』のNintendo Switch版に向けて最新アップデート1.0.5を配信開始した。本アップデートでは不具合修正のほか、画質設定に「パフォーマンス優先」「グラフィック優先」「バランス」の各モード選択機能が実装されている。

『百英雄伝』は、100人以上の英雄たちが登場するRPGだ。対応プラットフォームはPC/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox Oneで、Xbox Game Pass向けにも提供されている。


本作の舞台となるのは、オールラーン大陸。ここでは神秘的な力を秘めた魔導レンズをめぐり、大陸のさまざまな国が参加する諸国連合と、強大な軍事力を誇るガルディア帝国が対立していた。主人公であるノア、セイ、メリサの3人は戦乱へと身を委ね、多くの英雄たちと出会いながら冒険することになる。

通常戦闘はターン制コマンドバトルとなっており、仲間にした英雄たちからメンバーを選択して編成した最大6体のチームで戦う。それぞれの英雄たちは個性豊かな攻撃やスキルをもっており、また英雄同士の組み合わせによる協力技・英雄コンボを繰り出すことも可能だ。このほか一騎打ちバトルや、シミュレーション形式の戦争バトルも用意。また拠点となる本拠街では、英雄を仲間に加えるなかで街を発展させていくことができる。


本日、本作Nintendo Switch版に向けて最新アップデート1.0.5が配信開始された。本アップデートでは画質設定に「パフォーマンス優先」「グラフィック優先」「バランス」の各モード選択機能が追加。Nintendo Switch版ではパフォーマンス面での課題なども指摘されていた。今回のアップデートでは画質設定を下げられるようにすることで、そうした課題の解消が図られたのだろう。また特にパフォーマンス優先モードでは、課題のひとつとされていたロード時間も比較的大きく短縮されているようだ。

さらにアップデート1.0.5には、他プラットフォーム向けに5月8日および5月16日に配信済みのアップデートパッチの修正内容が含まれているとのこと。特定条件で操作不能になる不具合や、本拠街がレベル2以上で発生するストーリー進行上の不具合などの修正が、Nintendo Switch版にも適用された。

なお『百英雄伝』では全プラットフォームに向けて6月中旬に新たなアップデートが配信予定。動作の安定性の向上やシナリオ進行不具合の修正などが予定されており、Nintendo Switch版も含め、本作をさらに安定した状態で遊べるようになるだろう。このほか公式はユーザーのフィードバックをすべて確認していることを伝えており、さらなる機能改善や最適化についても検討中とのこと。8月にはシーズンパス向けの追加シナリオが配信予定となっており、今後の展開も注目されるところだろう。

『百英雄伝』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store/GOG.com)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに発売中。Xbox Game Pass向けにも提供されている。