パブリッシャーのQooland Gamesは5月31日、CampFire Studioが手がける『Soulmask』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内インターフェイスは日本語表示に対応している。本作はリリース後さっそく高評価を集め、賑わいを見せているようだ。
『Soulmask』は、原始生活を生き抜くオープンワールド・サバイバルゲームだ。シングルプレイとマルチプレイに対応しており、マルチプレイの公式サーバーは最大50人でプレイ可能。開発元からは、500時間以上プレイできる作品であるとアピールされている。
『Soulmask』においてプレイヤーは神秘な仮面の庇護を受ける「最後の一人」として生き抜いていくこととなる。何ももたない状態から探索、建築などを通して、NPC部族民たちを招集。仲間として引き入れた部族と共にコミュニティを形成し、広大なる土地に潜む謎を解き明かしていくこととなる。なお本作はオープンワールドとなっており、雨林、河川、砂漠、高原、沼地、火山、雪山という多種多様なロケーションが存在。各地には古代遺跡や宮殿などが隠されており、物語の謎を紐解いていくヒントが秘められているようだ。
本作は「リアリティを追求」したゲームプレイがアピールされている。本作においてプレイヤーは仮面と魂の組み合わせで、特有の能力を得ることができる。プレイヤーの妨げとなる固有生物や敵は、それぞれ有効な戦い方が異なるとのこと。早期アクセスの段階では8種類の武器タイプと、対となる75個の技が実装されている。相対する敵や生物に応じて、仮面や武器、戦闘方法などを変えながらプレイしていくことが肝となるようだ。
そんな本作は5月31日に早期アクセス配信を開始。統計サイトSteamDBによると、同時接続プレイヤー数はピーク時に1万6665人を記録し、本稿執筆時点でも1万人以上が接続する人気を誇っている。Steamにおけるユーザーレビューにおいても、333件中81%を好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。マスクや技を組み合わせる戦闘システム、多数のクラフト要素、多数のロケーションからなるオープンワールド体験など、多くの要素を組み合わせた奥深いプレイ内容が高評価に繋がっているようだ。またゲームシステムを解説するチュートリアルなどの作りこみにも充実しており、初心者にも手に取りやすい内容となっている点が評価されている。
なおSteamストアページによると、『Soulmask』の早期アクセス期間は1年以上を予定しているとのこと。正式リリースにおいては新たな仮面、建築要素、新マップなどの追加予定しており、これらは早期アクセス期間に無料アップデートとして追加されていくようだ。正式リリースにおいては追加されたコンテンツ量に応じて価格が改定される可能性もある点は留意したい。
『Soulmask』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。なおリリース記念セールとして、6月7日まで、定価3900円のところを10%オフの3510円にて購入可能だ(いずれも税込み)。