サイバーパンク道教2Dアクション『九日ナインソール』Steamにて「非常に好評」スタート。“タオパンク”世界観で繰り広げられる『SEKIRO』風スタイリッシュバトル

 

デベロッパーのRed Candle Gamesは5月29日、『九日ナインソール(Nine Sols)』をPC(Steam)向けにリリースした。本作はリリース後さっそく高評価を獲得しているようだ。

『九日ナインソール』はサイドビューのアクションゲームだ。プレイヤーは主人公である英雄イーを操作。ステージに配置されているトラップなどを潜り抜けながら、道を阻む敵たちと戦うこととなる。本作においてイーが取れる基本的なアクションには、剣による斬撃、弓矢での遠距離攻撃、ダッシュでの攻撃回避、二弾ジャンプなどがある。そして本作において肝となるバトルシステムが敵の攻撃を弾くパリィだ。


『九日ナインソール』でプレイヤーは敵の攻撃に対して、タイミングよく弾く動作をすることで、敵の攻撃を無効化させるパリィを発動することが可能。パリィに成功するとイーの体内に“気”を蓄積することができる。気は呪符ダッシュや気功爆破などの大技スキルに使用することができ、パリィ後の大ダメージが期待できる。敵の攻撃を真っ向から捌き、その力をそのまま相手に送り返すという手に汗握るゲームプレイが印象的だ。

本作は2022年4月2日に無料デモの配信を開始。そして2024年5月29日に正式版をリリースした。そんなリリース後まもない本作はSteamにおいて、さっそく高評価を獲得している。統計サイトSteamDBによると、同時接続プレイヤー数はピーク時で4861人を記録。本稿執筆時点でも2500人近くのプレイヤーが接続しているようだ。


また本稿執筆時点における本作のSteamユーザーレビューも、約800件中89%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。レビューにおいては本作のゲームプレイの核となる高難易度なパリィシステムを絡めたゲームプレイを高く評価する声が多くみられる。また本作は東洋の神話や道教(タオ)を西洋のサイバーパンクと融合させた世界観である“タオパンク”が印象的で、本作の高評価へと繋がっているようだ。

なお本作の難易度は高めに設定されているようだが、ゲーム内設定から低難易度を設定することも可能。比較的硬派なパリィアクションに馴染みがなく、苦手なプレイヤーであっても、問題なく本編をプレイすることができる安心設計となっているようだ。


『九日ナインソール』はPC(Steam/開発元公式ショップ)向けに販売中。なおリリース記念セールとして、6月5日まで、定価3400円のところを10%オフの3060円にて購入可能だ(いずれも税込)。