カニ足し算落ちものパズルゲーム『タシカニ』6月1日配信へ。縦横にパネルを足して、10の倍数をひたすら作成しつつ海の底を目指す

開発者のヒコ氏は5月30日、『タシカニ(Tashikani)』を6月1日にリリース予定だと告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

開発者のヒコ氏は5月30日、『タシカニ(Tashikani)』を6月1日にリリース予定だと告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページ内では、トレイラーなどが公開されている。

『タシカニ』は、カニが数字を並べて10の倍数を作っていく、足し算要素をまじえた落ちものパズルゲームである。本作では足し算をするカニが、より大きな数字を作って深い海の底を目指すようだ。


プレイヤーは、カニを操作して次々にやってくるパネルを枠の中へ落としていく。各パネルには数字が書かれており、タテ/ヨコの並びで数字の合計が10の倍数になると、パネル同士が合体する。たとえば4と6がヨコに並べば、10のパネルに合体。10のパネルのヨコに2と8が並べば、20パネルになる。本作ではパネルを上手く落として10の倍数になるよう足し算をおこない、より大きな数字を作るわけだ。足し算をするカニによる、独自ルールを加えた落ちものパズルが繰り広げられる。


Steamのストアページによると、本作にはいくつかのステージやルールが用意されている。具体的にはチュートリアルや特定の数字を作るステージが存在。失敗しない限りいつまでもプレイできるルールも搭載されており、大きな数字を目指すチャレンジも可能になっているようだ。なお本作は、文字はタイトル画面周辺のゲーム選択やクリア時などに限られているという。日本語字幕には対応していないものの、あまり言語が登場しないために、英語が得意でなくともプレイしやすい内容なのだろう。


本作は個人ゲームクリエイターのヒコ氏が開発している。同氏の過去作としては『Stick Robot』や『FlappyCrow』など、itch.ioにて多数のゲームが公開中となっている。本作『タシカニ』は、イベント「東京ゲームダンジョン5」への出展などを経て開発が進められてきた。同氏のポストによると、『Threes!』や『マリオ&ルイージRPG』のミニゲーム「タルタル」、「make 10」の影響を受けて制作されてきたようだ。また同氏の作品としては、本作以外に『Stick Robot Puzzle』もSteam向けにリリース予定となっている。


『タシカニ』は、PC(Steam)向けに6月1日リリース予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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