パブリッシャーのOro Interactiveは5月30日、『Murky Divers』を発表し、6月19日に早期アクセス配信を開始すると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定。また日本では時差の関係で6月20日配信となるようだ。
『Murky Divers』は最大4人協力プレイ対応の、潜水ホラーゲームだ。プレイヤーはとある企業と契約したダイバーとなり、海底にある謎の研究所へと潜水。死体を回収して潜水艦のシュレッダーで粉砕し、怪しげな“失敗した実験”の証拠を隠滅する。
ゲームプレイでは、潜水艦を操縦して現場に向かうことになる。海底研究所は複数存在しており、好きな現場に向かうことができるようだ。潜水艦の中から外は目視できないため、ソナーを頼りに航行することになるという。また海にはクラーケンといった怪物や警察などの脅威が存在。チームで協力して危険を避けながら目的地を目指すことになるそうだ。
現場に到着したら潜水艦から出て、研究所内を探索していく。研究所の内部はランダムで生成され、中には実験の証拠になる死体が残されているという。それら死体や、あるいは死体の一部を回収して潜水艦のシュレッダーで粉砕すれば、クレジットが手に入るとのこと。そうして稼いだクレジットでアイテムやモジュールを購入し、装備を整えていくことになるようだ。放棄された研究所内には危険な生物が多数生息。プレイヤーは危険を避けつつ、酸素が切れる前に潜水艦まで無事に戻る必要があるとのことだ。
本作は早期アクセスとして配信予定。早期アクセス期間は1年を予定しているという。配信開始時点ですべてのコアシステムは開発済みで、完全なゲームプレイが提供されるとのこと。早期アクセス期間を通じて、新たなクリーチャーやバイオームなど、コンテンツを追加していく予定という。価格は正式リリース時に変更される可能性が高いが、現時点では未定とのこと。
本作を手がけるEmbersはフランスに拠点を置くゲームスタジオだ。過去には3Dアクション『Strayed Lights』を制作。同作はSteamユーザーレビューにて、本稿執筆時点で187件中84%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。パリィを主体とした戦闘や、鮮やかな色づかいのグラフィックなどが好評を得た。高評価のシングルプレイ向けアクションを手がけた同スタジオより、協力プレイ対応のホラーアクションが打ち出されるかたちである。ちなみに本作『Murky Divers』の制作にあたっては、『Lethal Company』と『Subnautica』から影響を受けているという。
『Murky Divers』はPC(Steam)向けに、6月20日に早期アクセス配信開始予定だ。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定。