『スプラトゥーン3』明日のVer.8.0.0アプデでは「連射コン対策」実装。半数以上のステージ改修など変更山盛りアプデに

 

任天堂は5月30日、『スプラトゥーン3』の更新データVer. 8.0.0の内容を公開した。同アップデートは5月31日午前10時に配信予定。アップデートでは、多くのステージの一部地形改修や、ブキの変更などがおこなわれる見込みだ。

今回のアップデートでは、新たに追加されるステージ「リュウグウターミナル」を含めた全24ステージのうち、13ステージで地形の変更が施される。特に具体的な変更内容が記載されているのはキンメダイ美術館で、ガチエリア・ガチホコバトルにおいて、中央の回る壁の形状を変更した、とされている。


タラポートショッピングパークやマサバ海峡大橋では、中央に進むルートや要所での選択肢を増やしたとのこと。どちらもステージ中央を掌握された際の取り返しが難しいこともあり、中央へのアクセスをより多くする方針なのかもしれない。

なおタラポートショッピングパークとマサバ海峡大橋については、『スプラトゥーン』公式Xアカウントよりそれぞれ、「リニューアルオープン」「リフレッシュ工事」との名目で改修がおこなわれることが予告されていた。

加えてマサバ海峡大橋では、具体的な改修箇所がイラストにて公開されていた。告知とともに添付された画像では、中央につながる道の拡張や、足場が追加されるようだ。リスポーン付近にも地形の調整がおこなわれるようで、リスポーン地点に深く攻め入って敵を倒す、いわゆるリスキル行為の緩和を目的とした改修もおこなわれるのかもしれない。


ブキに関係するバランス調整としては、主にローラー種のブキやシューター種のブキでスプラッシュシールドに与えるダメージが約10%増加している。スプラッシュシールドは高めの耐久力を持ち合わせており、このシールドを盾に撃ち合いをおこなえる.52ガロン/.96ガロンやボトルカイザーなどといったブキが、強力だという評価を獲得していた。このスプラッシュシールドへの対抗策として、対物攻撃力アップギアがあったものの、今回さらにブキごとにダメージ量の調整がおこなわれたかたち。いずれも射程が短めのブキについてダメージ量が増やされており、短射程のブキが“シールド対策”として効果を発揮する場面が来るかもしれない。

またボトルカイザー種については、「その他の変更」として、個別に調整がおこなわれている。具体的には、バトルやサーモンランなどにおいて極端な高速連打を繰り返すとかえって最大の性能を発揮できなくなるというもの。ボトルカイザーは初弾が高威力で射程が長く、射撃時のブレもない。この初弾を連続して撃つには射撃ボタンを連打する必要があったものの、連射機能付きコントローラーを用いて連打をおこなうといった手法も横行していた。今回のアップデートでは、その連射機能を利用したプレイへの対策がおこなわれるようだ。

そのほかアップデートでは、グレートバリアを設置した際に地面にインクが塗られるようになったり、スミナガシートが各サブウェポンやガチホコバリアといった特定オブジェクトに触れた際のダメージが増加したりといった調整も実施。詳細については、公式パッチノートを参照されたい。

スプラトゥーン3』はNintendo Switch向けに発売中。更新データVer. 8.0.0は5月31日午前10時に配信予定だ。