カプコンは5月22日、公式サイトにて投資家情報(IR)のミリオンセールスタイトルを更新。各作品の売上本数が2024年3月31日時点のデータに更新されたほか、新たに4タイトルが売上100万本を突破し、リストに名を加えている。ちなみに前回のミリオンセールスタイトルの更新は2月13日であり、売上本数のデータは2023年12月31日時点のものであった。
今回ミリオンセールスタイトルに新たに加わったのは『ドラゴンズドグマ2』、『ドラゴンズドグマ:ダークアリズン』Nintendo Switch版、『バイオハザード6』Nintendo Switch版、『大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-』の4作品だ。『ドラゴンズドグマ2』については260万本を売り上げたとされ、3月22日の発売からわずか9日間での記録となる。
また新作発売に際してか『ドラゴンズドグマ:ダークアリズン』も売上を伸ばしている。PS4/Xbox One版については前回の更新から売上10万本を上乗せし、240万本を記録。さらに先述のとおり、『ドラゴンズドグマ:ダークアリズン』Nintendo Switch版が新たにミリオンセールスタイトルに名を連ねている。売上は110万本となっており、オリジナル版となるPS3/Xbox360向けの『ドラゴンズドグマ』の売上記録130万本に迫る勢いだ。
そして注目したいのは『バイオハザード6』Nintendo Switch版で、前回の更新からの期間で売上が100万本を突破していたことが明らかとなった。今年1月には複数の『バイオハザード』シリーズ作品の定価が各プラットフォームで3300円から1990円に改定。『バイオハザード6』もそのひとつであり、定価の引き下げが売上の伸びに繋がったようだ。また『バイオハザード6』Nintendo Switch版以外のシリーズ作品も売上を着実に伸ばしていることがうかがえる。
このほか先述のとおり『大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-』も売上が100万本を突破し、ミリオンセールスタイトルに仲間入りしている。『逆転裁判123 成歩堂セレクション』についても前回更新から売上を300万本から330万本に伸ばしており、シリーズの根強い人気も表れているだろう。
さまざまなタイトルの売上データが更新されたカプコン公式サイトのミリオンセールスタイトル一覧。約3か月間で各タイトルが売上を着実に伸ばしており、それぞれのシリーズの根強い人気も垣間見える。また人気シリーズ過去作のNintendo Switch版の売上が成長しているのも注目されるところ。携帯モードでも手軽に遊べるNintendo Switchにて、シリーズ過去作の“復習”を済ませるといったニーズが反映されているのかもしれない。