思考型ローグライクホラー『深 四のの目-陰陽の巫女-』発表。アイテムと罠を上手く使い、魑魅魍魎のうろつく屋敷を生き残る


ゲーム開発会社WODANは5月25日、『深 四のの目-陰陽の巫女-』を発表した。本作はPC(Steam)向けに2024年秋リリース予定。発表に合わせて、Steamのストアページや公式X(旧Twitter)アカウントが公開されている。

『深 四のの目-陰陽の巫女-』は、巫女の主人公がモノノケの巣食う自動生成ダンジョンに挑む、思考型ローグライクホラーアクションゲームである。本作の主人公は陰陽師の娘にして、巫女のヨノだ。本作でヨノは、行方不明となった陰陽師の兄の足跡を追って、モノノケの巣食う屋敷へ足を踏み入れる。多数のおばけが徘徊し、入るたびに構造が変化する恐ろしい屋敷にて、アイテムと罠を使って生き残りを目指していく。自動生成ダンジョンでの、限られたアイテムを活用する魑魅魍魎との戦いが描かれる。

主人公のヨノは、物音や痕跡などを頼りにお化け屋敷を進んでいく。屋敷には、多数の魑魅魍魎が徘徊している。中には巨大な怪異なども存在しているようだ。そんな屋敷に対して、ヨノは隣の部屋の物音を聞き、痕跡を発見することでモノノケの種類と数を確認。わざと声を出して罠へ呼び込むなど、モノノケとの戦い方を計算しながら屋敷を進んでいく。本作では、魑魅魍魎からの生き残り方を考えながら、脱出を目指すわけだ。

アイテム以外に、落とし穴や囲炉裏など、屋敷の構造も利用可能。生き残るためには、知識と経験、そして勇気が必要になるという。またヨノが危機に陥ると、もう一つの人格が登場。人格が切り替わった際には、ヨノが大幅に強化されるようだ。ゲームモードは、「祓(はらい)」「禊(みそぎ)」「行(ぎょう)」の3種類・行は、無限に続くダンジョンで生存を目指す高難易度なモードになっているそうだ。


本作は、WODANが開発している。同社は『バイオハザード』や『アインハンダー』などに携わってきた岩尾賢一氏が代表取締役、『ブレス オブ ファイア』シリーズや『デビル メイ クライ 4』などに携わってきた吉川達哉氏が取締役を務める企業だ。過去作としては、2022年に『四のの目』の早期アクセス配信を開始。Steamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で45件中93%の好評を得てステータス「好評」を獲得している。

本作では、岩尾賢一氏がディレクター/ゲームデザイン、吉川達哉氏がキャラクターデザイン、荻野洋氏がプログラミングを担当している。また前作『四のの目』からは、各種要素が大幅にパワーアップしているという。具体的には新しいモノノケや罠、アイテムなどが追加。大型ボスやヨノの変身要素も追加されており、ダンジョン数も大幅に増加している。さらにゲーム内容については、プレイヤーの意見をもとに調整されており、遊びやすく進化しているそうだ。前作からパワーアップを遂げた新作となるわけだ。

『深 四のの目-陰陽の巫女-』は、PC(Steam)向けに2024年秋発売予定だ。