パリピにキノコ売りさばきゲーム『ウルトラマッシュルーム』発表。『NEEDY GIRL OVERDOSE』開発者が作る、楽しいキノコ屋台での一攫千金
デベロッパーのTRY GAMES/Xemonoおよびパブリッシャーのroom6は5月25日、『ウルトラマッシュルーム』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年リリース予定。
『ウルトラマッシュルーム』は、山のふもとで開催される野外フェス「ウルトラマッシュルーム」を舞台とするアドベンチャーゲームだ。プレイヤーは、たくましい商魂をもつ主人公・キノ子となり、「3日で1億円を稼いだカレー屋台の男」の伝説の後を追うため、フェスにてキノコ屋台を出店。会場の裏山で拾った“原価ゼロキノコ”を売りさばいて成り上がりを目指すことになる。なお、本作のキノコは「健全フルネスたっぷりの美味しすぎて元気になるキノコ」とのことで安心である。
プレイヤーは3日間のなかで一攫千金を成し遂げなければならない。そのためには、まず裏山でキノコを仕入れ。キノコ知識とキノコ執着を頼りに、相棒となるブタのブウ太とキノコを探すのだ。山奥には貴重なウルトラキノコが存在するかもしれないものの、山奥に入りすぎるとフェスに遅れる可能性もある。
仕入れが済んだら、フェスに出店。屋台を出すステージを選び、その場にいる個性豊かな客たちにキノコを売りさばいていく。キノコ売りのコツは、客をどんどんアゲアゲにすること。音楽にあわせて客の話に相槌を打って、どんどんテンションをあげてキノコを食べさせよう。
客たちは、モッシュで押す側の人である「モッシュ」、昔引退したすごいDJである「ときめきジジイ」、付き合っているようで付き合っていない「ギャルとギャル男」などさまざま登場。ウルトラキノコを食べさせると感動のあまり普段しない話をしたり、仲良くなると屋台を手伝ってくれたりするという。売上を設備投資にまわして、調理や接客をハイテクにアップグレードして一攫千金を目指すのだ。
本作を手がけるXemono(くせもの)は、デザイナーのとりいめぐみ(鳥居萌)氏が立ち上げたデザインスタジオだ。とりい氏は、過去に『NEEDY GIRL OVERDOSE』のデザインやコーディングなどを担当した人物。『ウルトラマッシュルーム』についても、とりい氏のセンスがぎらつく、スリルのある内容となりそうだ。Xemonoは、本作について「ウルトラディレクション」として関わるとのこと。そして開発とパブリッシングに携わるTRY GAMESは「無類のキノコ好きが集まって立ち上げた、ウルトラなゲーム企画チーム」とのこと。いずれにせよ、とりい氏を中心とした座組となっていそうだ。