高評価・自動化サバイバル『オメガクラフター』無料アプデで“なんでも発射大砲”やお洒落小物など建築素材たくさん実装。仲間の新プログラミングもいろいろで、自動化がさらに便利に
Preferred Networksは5月24日、オープンワールド・クラフトゲーム『Omega Crafter(オメガクラフター)』に向けて、無料アップデートver.0.6.0を配信した。アップデートでは、建築素材の追加やコーディングブロックの追加など、さまざまな要素が追加されている。
『Omega Crafter』は、“ゲームの世界”を舞台にしたオープンワールド・サバイバルクラフトゲームだ。ソロプレイおよびオンライン協力プレイに対応。プレイヤーは、謎の妨害プログラムにより開発が難航中のゲームの世界に入り込み、妨害を発見・除去しながら、必要なゲーム内アセットを構築して完成に導く。本作世界には複数の環境が存在し、探索するなかでさまざまな素材を獲得可能。そうした素材を集めて、強力な武器を作って強大なボスやモンスターに挑んだり、拠点を建設したりするのだ。
本作の大きな特徴として、グラミーと呼ばれるキャラクターが存在。プレイヤーの相棒であるグラミーは、いわゆるビジュアルプログラミングによってその行動を指示し、採掘や伐採、運搬、クラフトなどの作業を自動化することができる。そうした自動化要素などが高く評価され、本稿執筆時点でSteamユーザーレビューにて255件中86%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。
そんな本作に向けて、今回アップデートとしてver.0.6.0が配信された。更新内容としては、まず30種類以上におよぶ建築素材が追加された。たとえばキャラクターが手に持ったものを発射できる大砲や、壁に掛けられるカーテンなどが追加。小物としては、机に配置できるカトラリーなども追加されており、作成した拠点をより鮮やかに彩ることができるだろう。
そして建築面では、素材のサブカテゴリが確認できるようになった。階段や屋根、ブロック、柱といった、素材のジャンルごとに分けられているため、建築の際に素材を探すのが便利になったといえる。
さらにグラミーのプログラミングで使用可能なコーディングブロックが12種追加されている。一例では、チェストなどの収納に、持っているアイテムを収納させることが可能になった。そのほか現在時刻やチャットログを参照するもの、文字列の特定箇所を判断するものなど、バラエティ豊かなコーディングブロックが追加されている。
これらの追加要素に加えて、建築において壁や床、柱を繋ぎやすくなるようにスナップが改善。また建築物や道に重ならないような範囲まで整地がおこなえるようになっている。なお追加要素だけでなく、光源を大量に置いた際の不具合も修正されており、さらに自由で快適なゲームプレイになったといえる。変更および追加内容の詳細については、公式ニュースを参照されたい。
『Omega Crafter』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。6月7日まで定価2800円の10%オフとなる2520円でセール中となっている。