世紀末ピザ屋経営シム『ゾンピザ』発表。ゾンビだらけの世界で、生存者のためにピザを作ってお届け

 

インディーデベロッパーのStudio Gimbapは5月23日、ゾンビピザ屋経営シミュ『ゾンピザ』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamストアページによると、ゲーム内インターフェイスは日本語に対応予定だ。

『ゾンピザ』は、見下ろし型のピザ屋経営シミュレーションゲームだ。ゾンビが大量発生した世紀末世界において、プレイヤーはピザ屋を経営。数少ない生存者たちのために、特製のピザを調理・配達し、生存者たちが満足するピザ屋を経営していくことを目的とする。本作ではピザ屋での調理・配達・経営という、3つのゲームシステムを楽しむことができるようだ。


『ゾンピザ』においてプレイヤーは、まず生存者たちの注文を受けてピザを調理することとなる。ピザに使われる材料はベーコン、マッシュルーム、アボカド、ハラペーニョなどさまざま。材料はプレイヤー自身で集める必要があるため、特定のオーダーを完了させるために材料を採取しにいくといった場面も存在しそうだ。必要な材料が入手出来たら、生存者たちが望む材料を入れたピザを調理。その後、効率よく彼らのもとへと届ける必要がある。

ピザの出前サービスでは、ゾンビが大量に跋扈する街中を専用車両で走行する必要がある。熱々のピザを生存者に配達するため、プレイヤーは頑丈な車を使用し、ゾンビをなぎ倒しながら配達を遂行することとなる。ストアページによると、出現するゾンビの大群はゲームの進行に合わせて強さが増していくとのこと。強化されたゾンビに車両が破壊されないように新規車両の購入や、車両のアップグレードなどで対応していくようだ。


本作におけるピザの調理や配達サービスは、ピザ屋の「評判」に直結するとのこと。プレイヤーは生存者の要望に応えながら、ピザ屋の評価を向上させる必要がある。そのために基地や車両のアップグレード、材料の探索を効率よく回していかなければならないようだ。なおプレイヤーの障壁となるライバル店も存在するとのこと。プレイヤーの行動やピザ屋の経営を妨害されるといった邪魔をされるのかもしれない。


『ゾンピザ』は、PC(Steam)向けに発売予定。極限のゾンビサバイバル世界において、美味しいピザを生存者に振る舞いたい人は、ぜひ本作をウィッシュリストに加えてみてはいかがだろうか。


豪州在住の薬剤師およびにゲーム翻訳者。サバイバルクラフトゲームを主食として、ステルスゲームはデザートとする。