『エアホッケー@GAMEPACK』のまさかの新作『エアホッケー ゆうしゃとマホウの森(仮)』発表。“異世界転生ローグライク”要素を盛り込みSteamなどでリリースへ

 

国内のゲーム開発会社HiBiGAは5月23日、『エアホッケー ゆうしゃとマホウの森(仮)』を発表した。SteamなどPC向けにリリース予定。『エアホッケー@GAMEPACK』のスピンオフ作品となっており、異世界転生したゆうたやとろぞうが登場するそうだ。

『エアホッケー ゆうしゃとマホウの森(仮)』は、ローグライク風の新モードなどを加えた、『エアホッケー@GAMEPACK』のスピンオフ新作ゲームである。オリジナルの『エアホッケー@GAMEPACK』は、富士通・FMVシリーズのPCに付属していたミニゲーム集「GAMEPACK」の収録タイトルの一つだ。

『エアホッケー@GAMEPACK』の画像

同作でプレイヤーは、主人公ゆうたの立場から森の仲間たちとエアホッケーで勝負を繰り広げる。マレットやスマッシャーなどと呼ばれる道具をマウスで操り、丸いパックを相手のゴールへ向けて弾く。7点先取となっており、パックを打ち合って先に7点獲得すれば勝利となる。キャラクターとしては、ゾウのトロゾウやネズミのちーすけなど多数の動物たちが登場。ゲーム序盤は遊びやすい難易度になっているものの、森の動物たちは次第に手強くなり、熱い勝負が展開される。FMVシリーズへのバンドル以外では、『エアホッケー@GAMEPACK』としてMicrosoft StoreにてPC向けの無料配信が実施されてきた。

また2024年3月には、『エアホッケー@GAMEPACK』ブラウザ版が公開されている。同バージョンでは、当時のデザインや雰囲気を残しつつ、新要素を追加。バランス調整によって大人向けの難易度へ変更されており、挑戦しがいのある勝負が待ち受けている。ブラウザ版の公開後には、X(旧Twitter)上でのリリース告知ポストが1万5000リポストを突破。ゲーム実況などでも多数取り扱われるなど、話題となっていた。


『エアホッケー ゆうしゃとマホウの森(仮)』は、そんな『エアホッケー@GAMEPACK』のスピンオフ新作ゲームになるという。ダットジャパンによるGAMEPACKシリーズの公式アカウントによれば、本作は異世界転生したゆうたやトロゾウによる、ローグライク要素を交えたエアホッケーになるようだ。森の仲間たちの新たな活躍が描かれるそうだ。新要素としては、AIの改善やPC向けのパフォーマンス・操作性の最適化がおこなわれているという。

また新モードとしてローグライク風のゲームモードが追加。配信者や他のプレイヤーとも交流できる「森のなかまたち(ぽーん)」システムも搭載予定とされている。異世界転生したゆうたたちが、リニューアルされた世界で再び熱いバトルを繰り広げるようだ。なお開発は、『エアホッケー@GAMEPACK』ブラウザ版のプログラミングを担当したHiBiGAが担当している。


『エアホッケー ゆうしゃとマホウの森(仮)』は、SteamなどPC向けにリリース予定だ。