オンライン忍者かくれんぼ対戦『SALUTO -ソルト-』ブラウザ向けに無料公開。最大100人参加可能、闇に紛れる真っ黒忍者を真っ白忍者が追いかける

開発者のおばきう(o8que)氏は5月18日、『SALUTO -ソルト-』を無料公開した。忍者たちがかくれんぼバトルを繰り広げるオンライン対戦ゲームだ。

開発者のおばきう(o8que)氏は5月18日、『SALUTO -ソルト-』を無料公開した。フリーゲーム投稿サイトunityroomにてブラウザ向けに公開中だ。

『SALUTO -ソルト-』は、プレイヤーたちがふたつの忍者軍団に分かれて争う、オンライン専用かくれんぼ対戦ゲームだ。戦いを繰り広げる忍者軍団は、光影「うすしおソルト」と、闇影にして邪眼の使い手「ダーク♰アサシン」。来るべき戦いに備えるための光忍の索敵力と闇忍の隠密力を増強するための訓練として、かくれんぼバトルが繰り広げられる。ゲーム内表記によれば対戦は2~20人で繰り広げられるとのこと。またゲームには最大100人まで参加可能とされている。


本作ではキャラや建物などがモノクロのグラフィックで表現されており、闇忍は真っ黒で光忍は真っ白なキャラとなっている。かくれんぼにおいて隠れる側となる闇忍は黒い体を活かして、オブジェクトの陰など暗い場所に潜むのが有効となるだろう。一方の光忍は闇忍よりも速いダッシュ速度を活かし、見つけた闇忍を追いかけてタッチするのだ。光忍軍は闇忍軍を全員タッチして捕まえれば勝利。対する闇忍軍は光忍軍から制限時間まで逃げ切れば勝利となる。

本作を手がけるのはおばきう氏。オンラインゲーム用マッチングエンジンサービス「Photon」の国内運営事務局に携わる人物だ。PhotonからはゲームエンジンUnity向けに、状態同期ネットワークライブラリ「Photon Fusion」や決定論的ECSフレームワーク「Photon Quantum」などが展開されている。同氏はそうしたサービスの使い方などの紹介をおこなってきたほか、さまざまなオンラインゲームを開発してunityroomで無料公開してきた。本作『SALUTO -ソルト-』にも「Photon Quantum」が用いられているそうで、オンラインプレイ機能の実装に同氏のノウハウが活かされているようだ。

なお『SALUTO -ソルト-』は本稿執筆時点ではプレイヤーが不足しているためかマッチングが困難な状態となっている。ブラウザ向けの無料作品なので、知り合いを誘いあって遊んでみるのもいいだろう。

『SALUTO -ソルト-』はunityroomにてブラウザ向けに無料公開中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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